前回ブログの続きですが、最近のロバート・レッドフォードの顔を観察すると、美容外科治療により彼が生来備えていた、いわゆる”甘いマスク”が大幅に損なわれたように見えます。。

 

例えば治療後の彼の目元を観察すると、加齢による目元のたるみを完全解消しようとしたせいか、彼のチャームポイントだった垂れ目気味の優しい印象が消滅し、くっきりとした二重が形成されています。。

 

また彼は顔全体の皺とりのためのフェイ・スリフトも同時に行われていますが、この治療は目元ほどの悪影響を与えていないものの、やはり彼の”甘いマスク”に貢献していた優しい表情が多かれ少なかれ損なわれた気がします。。

 

勿論ロバート・レッドフォードは若いルックスを取り戻す、いわゆる”アンチ・エイジング”を目的に治療を受けたと思われ、その治療を受けたこと自体は理解出来るのですが、その結果が不自然で彼の優しい表情が損なわれたのが問題なのです。。

 

この結果は治療を行った医師の美意識が多大に関与しており、その医師のさじ加減で、もう少し自然な仕上がりにするのも十分可能だったはずです。。

 

僕のクリニックでも日頃から若さ維持、もしくはそれを取り戻すための”アンチ・エイジング”的美容外科を主に行っていますが、治療を行うに当たって最大限に考慮しているのは1人1人の個性を失わない結果を出すことです。

 

またロバート・レッドフォードの話しに戻りますが、熟成したワインが甘美な芳香を放つように、我々にも年を重ねたからこその魅力も備えられるはずです。

 

ところが彼の場合、その魅力を美容外科的介入により強引に解消してしまったため、多くの人が”おやっ?”っと思うような不自然さが伴ったのです。。

 

彼の治療例から美容外科医の行う治療行為そのもの、もしくはそれを行う医師の美的センスが、良好で自然な仕上がりを得るのにこの上なく重要であることがよく分かると思います。。