僕の場合、テレビをつけて民放のバラエティ番組から笑い声が聞こえると”あ~、またバカ騒ぎしてる。。”とすぐにNHKなどニュース番組にチャンネルを切り替えるのが常です(^_^;

先日も部屋を片付けながら何気なくテレビをつけるとバラエティ番組が流れていたので、チャンネルを変えようと思った瞬間”セレブ”という言葉に何故か思わず反応し、そのまましばらくその番組を見ることにしました。

するとこの番組では都内のある高級住宅街に暮らす人々のインタビューが行われ、その方々を皆”セレブ”と呼んでいたのです(・o・)

その時僕は”セレブ”とは一体何を意味するのだろう??と思いました。。

”セレブ”は英語のCelebrity(セレブリティ)を短縮したもので、その直訳は”著名人(スター)”を表します。

僕のイメージする”セレブ”もこの単語の意味そのもの、つまりハリウッド映画スターやベッカムなど誰もが知る人気プロスポーツ選手などをすぐに想像します。

つまり”セレブ”とは、誰しもに注目される華やかな魅力(スター性)のある人を表すと思っていました。

ですがテレビ番組では高級住宅街に住むお金持ち=”セレブ”とされていたので、僕の頭に?マーク、もしくは違和感が生じたのです^_^;

そこで僕は、いつもの如く”セレブ”を”ググっ”てみましたが、すると”セレブとは名士、有名人。女性誌などでは知名度に関わらず、美しく優雅で知的な女性を意味したり、お金持ちをさすことが多い”とのことでした。

つまり我々が良く耳にする”セレブ”は有名人、知的な方、美しい方からお金持ちまで、とにかく注目を浴びる存在であればそのように呼ばれる可能性があり、”セレブ”の意味は世間一般でかなり拡大解釈されていることに気づきました。

それにしてもこのバラエティ番組が言うように、”お金持ち”=”セレブ”と解釈してしまって良いのでしょうか??

それは”セレブ”ではない僕の負け惜しみかもしれませんが、僕はこの方程式は成り立つとは思いません。。

本当の”セレブ”とは単にお金持ちだからというより、何か価値あることを成し遂げ、その結果お金持ちになったり、注目されるに至ったことで”セレブ”と呼ばれるはずだからです。

つまり”セレブ”は必ずしもお金持ちである必要はなく、知性や人間的魅力に溢れ、それらが人々の関心を引くのであれば、その方も本当の”セレブ”の一人のはずです。

つまり単にお金持ちである事実をもって”セレブ”と呼ぶのは本末転倒というか、大きな勘違いだと僕は思っています。

まあセレブをどのように解釈するのも自由なのですが、もう少しマスコミには思慮深い言葉の使い方をして頂きたいなぁ~と、この番組を”チラ見”して思った次第です(^0^;)