先日もブログで記載しましたが、カフェインのように毒性がある物質も適切に摂取すると、忙しくストレスフルな生活に貴重な潤い・気分転換を与えてくれます(^^)

しかしカフェインには依存性があるせいか、最初カップ1杯飲んでいても次第に2杯・3杯と増えていくことが多いのではないでしょうか。。

僕の場合カフェイン耐性力が弱く、一日3杯も飲むと胃がシクシクと痛むので、カフェイン依存症になる心配がないのは不幸中の幸いでした(^_^;

ただ僕のように外科手術中心のストレスの多い生活をしていると、手術の緊張感から解放されるのにコーヒーは良い気分転換になるのです。

それでついつい治療の合間に飲んでいましたが、その習慣をしばらく継続していると嫌な胃痛を患う羽目に陥っていました(v_v)

この胃痛の原因はカフェインに胃酸分泌亢進作用があって、胃酸過多から胃炎を引き起こすからです。

この状態が長引いてさらに悪化すると胃潰瘍と進行しかねません。

そして胃潰瘍ともなると慢性的な胃痛が発症し、胃酸分泌抑制剤を飲んで完治させないと著しい健康障害を引き起こすリスクがあります。。(>_<)

というわけでコーヒーやお茶に含まれているカフェインも、無配慮に摂取していると思わぬ健康トラブルの原因となるのです。。

そこで僕は1年ほど前からコーヒー・紅茶・ウーロン茶・緑茶などなど、カフェイン含有量の多い飲料を思い切って止めました。

たまにコーヒーが飲みたくなった時はカフェインレス(ディカフェ)コーヒー、お茶が飲みたくなったらルイボスティーなどカフェインなしのお茶を飲むようにしています(^^)

そうはいっても外食で脂っこいものなどを食べコーヒーが飲みたくなった際、そのお店にカフェインレスコーヒーが用意されてないことも多く”たまにだからいいか。。”と思ってコーヒーを飲むこともあります^_^;

その夜僕はなかなか寝付けず、眠りに落ちたとしても眠りが浅いというかその質が悪いので”なんで今晩は寝れないのだろう??”とその日一日を振り返えります。

するとどうでしょう?!考えられるのはその日ランチの際に飲んだ一杯のコーヒーが原因だとピンと来たのです!

それは一度のみならず、通常のコーヒーを飲むと必ず眠れなくなるので、不眠の原因はカフェインに間違いありません(>_<)

まさか昼に飲んだコーヒーが不眠の原因になるとは予想だにしませんでしたが、多分僕の体は1年以上カフェイン・フリーにしたため、カフェイン敏感になったのでしょう。

世間の常識は”夜寝る前でなければカフェインの睡眠への悪影響はない”とされています。

ですが僕の経験から申し上げると、昼間摂取したカフェインも睡眠に少なからず悪影響していると思われます。。

多くの人たちがお茶・コーヒーなどから知らず知らずのうちにカフェインを大量摂取し、それが本当の不眠の原因と知らない可能性があります(>_<)

つまりカフェイン摂取を止めたら不眠症も治るはずなのに、その悪影響を打ち消すために睡眠薬を服用して対処している方々も少なくないはずです。。

しかしそれは”臭いものに蓋をする”ように、化学物質(カフェイン)の上に化学物質(睡眠薬)を重ねているので、”薬漬け”に近い状態だと言っても言い過ぎではないでしょう(>_<)

コーヒー一杯に含まれているカフェイン量は100mg ですが、因みにフィンランド保険省が設定した健康に支障ない一日カフェインの摂取量はたった125mgです(・o・)(・o・)

我々日本人も惰性でカフェイン摂取するのは止めて、もう少しその薬理作用に注意したほうがよさそうですね。。(^_^;