コーヒー(カフェイン)、お酒(アルコール)、タバコ(ニコチン)など嗜好品と呼ばれるものには脳に作用する化学物質が含まれています(^_^;

これらの化学物質は人体毒性があり、大量に摂取すると人間を死に至らしめます(・o・)

ですが適度に摂取すると良い気分転換になったり、時には潤滑剤のように我々の人生に潤いを与えてくれます(^_^)

なので僕はこういった嗜好品に毒性があるからといって,全否定するべきではないと思っています。

大切なのは嗜好品に我々がコントロール(依存)されるのではなく、我々が良識や節度をもって嗜好品をコントロール(適量摂取)すべきことです。

それは嗜好品のみならず、僕が診療で使用する抗生物質やボトックスなどの薬品も同様です。

これらの薬品も嗜好品と同様人体毒性がありますが、適量使用すると感染症を治癒させたり、やっかいな表情しわを解消するなど我々に多大な恩恵をもたらします。

人間も同様、あまり真面目過ぎより多少不真面目な方が魅力があったり、真面目な方はそうではない方より心筋梗塞などに罹患しやすく短命なことも分かっています(*_*)

そんなこと当然で何を今さら?と思うでしょうが、何事も適度に行うのが意外にも難しいと思いませんか?

例えば嗜好品を習慣的に摂取していると、次第に増量してゆくのでいつのまにか適量を超えてしまうことが少なくありません。。

そして人生の潤いをもたらしてくれるはずだった嗜好品が逆に健康を奪い、我々を苦しめているのを僕は医師としても沢山見てきたつもりです(>_<)

僕は原則的に嗜好品は摂取していませんが、宴会やパーティーで良好な人間関係を維持するのに飲酒することもあります。

そして勧められたお酒を直に断るのはなかなか容易ではありません。。

ではどうすればよいのか?と悩んだ末、最近得られたその答えは”最初から宴会やパーティー出席を控える”でした。

つまらない話ではありますが、何事もいかにうまくコントロール(自制・制御)出来るかが、健康で幸せな人生に直結するという事実を5月最後のブログに記載してみました^_^;