先日のゴールデンウィーク休暇中、僕は今年最後のスキーに出かけました。今年は予想以上に雪が多く、この時期でも十分スキーが出来たと前回のブログで伝えました(^-^)

若い頃僕はモーグル競技を行っていたのですが、札幌手稲山は下写真のようにモーグル競技のメッカの一つです。

実はこの山からは長野オリンピック・モーグル競技・金メダリストの里谷多英を筆頭に、多くのモーグル・オリンピック選手を輩出しています。

そして彼女・彼らはこの急斜面でモーグルの練習に励んでいたのです(・o・)

僕も20代の頃、まさにこの斜面でトレーニングしていたのですが、久しぶりに斜面の頂上に立つとその斜度やコブの深さに”ここはやっぱ半端じゃないよなぁ~”としみじみと思いました。。

こういったコブコブの急斜面でもスピードさえ抑えれば、何歳になってもチャレンジ出来るのがスキーの楽しいところです(^_^)

さらに僕は昨年秋から集中的に筋力トレーニングを図っていて、その効果もあってここ数年では今シーズンの滑りのキレが一番良いと実感していました\(^O^)/

そしてこの急斜面にチャレンジしたのですが、気温は6℃と暖かいにも関わらず、コブ斜面はしっかりと固まっていて、新しい雪の積もるシーズン中よりもむしろモーグルには過酷な状態でした(>_<)
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この斜面を無難に数本滑り下りてから山麓ロッジで一休みし、さらに数本はさらに積極的に、スピードをつけて滑り下りることにしました。

そしてこの斜面の真上に立ち深呼吸をしながら集中力を高めていると、二人組の親子らしいスキーヤーがこの斜面にやってきました。

僕はこの時期誰もいない環境でのスキーを楽しみに来たので、内心”あ~、別のスキーヤーが来ちゃったよ~。。”とめげましたが、ここは大人らしく振る舞わなきゃいけないと思い、彼らに「この斜面のコブは凄いですよね~!」と話しかけました。

するとお父さんが「その通りですが、とても良い練習になります」と冷静に答えました。

僕は「お先にどうぞ’」と言うと、この親子二人組はコブの合間を慎重に滑り始めました。

それを見ていた僕は”コブはもっと過激に直線的に滑り下りなきゃだめだよ。。”と思い、彼らが随分先まで下りたのを見計らって、一気に滑り下りました。

モーグル競技が正式に行われる斜面と同程度の深いコブの中、僕はまるで階段を飛び降りるように下っていきましたが、その時の心境は”この親子に本当のモーグルの滑りを見せつけてやる!!”みたいな負けず嫌い的な高ぶりがあったと思えます(>_<)

そして大きなコブを次々にクリアしながら出来るだけ直線的に滑り下りている途中、とりわけ大きなコブでバランスを崩したと瞬間、僕の右足のスキーが外れ、僕はコブの真下に”どーん”と脇腹から転倒しました(×_×)

それも運悪く外れたスキーの上に転倒したので、一瞬”ぐきっ”とする痛みが脇腹に走りました。

例の親子が僕の滑りを興味深く見ていたので、僕は何事もなかったようにすかさず立ち上がり、外れたスキーを装着して残りの斜面もなんとか滑り切りました(^_^;

僕は”調子に乗って飛ばしすぎたら、こんな酷くこけちゃったんだよ。。”と思いつつ、それから数本は緩斜面で滑った後帰宅の途に着きました。

転倒して痛めたはずの脇腹もその後のスキー中はさほど痛まず、僕は単なる打撲だろうと高を括っていました。

ところが夜半頃から痛み始め、朝起きる際は寝返りを打つのにも激痛が走り、さすがに”おやっ?”と思いました。

翌日もスキーに行く予定だったのですが、この痛みではさすがにスキーは無理と判断し、その代わりにゴルフ打ちっ放しに行きました(^_^;)

ですがゴルフクラブをスイングする度に脇腹に激痛が走るので、その都度悲鳴を上げていたら隣打席のおじさんが「大丈夫ですか?」と僕に言いました。

僕は彼に「昨日スキーで脇腹を痛めたので。。」と笑いながら答えると「無理しないほうがいいですよ」と言われました(×_×)

元々整形外科で外科修行をした僕でしたが、この時点で”あ、肋骨が折れているかも。。”とようやく気づいたのです。。

実はスポーツ中はアドレナリンというホルモンが体中を駆け巡り、このホルモンの働きで痛みを感じにくくなるので、昨日の受傷後のスキー中もほとんど痛みを感じなかったのでしょう(>_<)

僕は整形外科で開業している知人の先輩に頼み胸部レントゲン写真を撮影すると、下写真の如く右第10肋骨が真ん中でポッキリと折れていました(v_v)(v_v)

治療はサポーター固定をしながら1か月程度安静すると完治しますが、その間行動が大幅に制限されるので思わず僕はため息をついてしまいました。。

普段の診療には全く支障ないのが不幸中の幸いでしたが、今後はこういった怪我を決してしないよう”無理は禁物(>_<)”と深く反省してます。。
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