GW中僕は愛用のMacノートブックパソコンを北海道に持ち込み、これでメール返信したりブログを書いたりしています(^^)

僕は生来アナログ人間なのか、1990年代初頭MS-DOSと呼ばれる難解なコンピュータ言語を用いたパソコンが出現したときは、見ただけで蕁麻疹が出るほどでした(>_<)

それはちょうど僕が大学院に進学した頃だったのですが、そこでの研究生活ではコンピュータを扱えることが必須でした。。

ところがその能力のない僕は明らかに周りの大学院生たちより劣り、そのため大学院入学当初から劣等感に苛まれ、日々その生活からの逃走したいと思っていたのを昨日の事のように憶えています(v_v)

コンピュータの台頭のおかげで僕は新たな大学院生活でも落ちこぼれてしまったので、正直その頃はコンピュータを憎んでいました。。(O_O)

そんな辛い思いをしていたある日、僕は大学院から仕事を頼まれて北大総合病院にあった研究所を訪れたところ、それまで見たことのないパソコンに遭遇したのです(・o・)

それを扱っていた先輩医師に僕は「このパソコンはなんですか?!」と尋ねると目を輝かしながら「これはMacという素人でも扱える新型パソコンです!」と言いました。

先輩はこのMacという新しいパソコンの操作法を教えてくれましたが、それは難解なコンピュータ言語(MS-DOS)を用いず、その代わりに画面上にある”アイコン”と呼ばれる可愛らしいマークをクリックしながら操作する方法でした(^^)

さらにMacはコンピュータ上で行った操作が画面上にそのまま現れるため大変使いやすく、当時コンピュータに嫌悪感があった僕でも内心”このパソコンだったら僕でも使えるかも!”と思わずニヤッとしたほどでした(^-^)

それ以来僕は現在までずーっとMacを愛用していますが、先日ちらっと見たテレビでMacを製造するアップル社に対する有識者のコメントを聞いて、改めてこのパソコンの価値を理解しました(^o^)

その有識者の話によると、アップル社は一切パソコン部品の製造は行っておらず、その代わり世界から一番性能の良いパソコン部品を集め、それを組み立てた後に最終的にお洒落なデザインを施して製品を完成させるらしいのです(^_^;)

例えばMacパソコンのスクリーンは日本製、内部のCPUは台湾製など、アップル製のパーツは使われていないというか、先ほど申し上げてようにパーツ製造すらしていないのです(>_<)

パソコン部品をオーケストラの演奏者にたとえると、アップル社はそれを統括する指揮者のような感じです。

すなわちMacは世界最高のパソコン・パーツで構成されているので、とても使い勝手が良いのです(^_^)

さらにこの有識者は、つい最近まで世界の名だたる企業の一つであったシャープが何故凋落していったかを述べました(v_v)

それはシャープはMacと逆の道を辿ったからです。。

シャープは例えばテレビ製造でも得意な液晶製作以外にもテレビ全部を自社で作ろうとしてコストがかさんだらしいのです。

その間に台湾や韓国のライバル会社たちが、アップル社のように要領よく良質な製品を作り出したのでその競争に負けてダメになっていったとのこと。。

(シャープに比べると勝ち組アップル社は、パソコン部品を作っていないのでインフラ・コストが必要ないのです)

このアップル社戦略は何も電気製品会社だけの話ではなく、さまざまな業態の”勝ち組”企業にはすでに取り入れられているはずです。

僕が行う美容医療でも然り、もはや何でも行ういわゆる”オールラウンドプレーヤー”の評価はあまり高くありません。。(>_<)

それに代わって評価されようになったのがいわゆる得意分野を有する”スペシャリスト”で、僕も開業当初から”スペシャリスト”戦略をとりましたが、それは間違いではなかったようです(^_^)

そして美容医療を受けるお客様たちは、さまざまな”スペシャリスト”から最高の治療を個々に享受し、最終的に完成されたMacパソコンのように心身を最高の状態にするのが良いと思います\(^O^)/