前回のブログでは、僕の日常活動を取り囲む世代はいつの間にか若返っていると述べました。

では僕を含めた中高年層は、一体どうなっているのでしょう??

その手がかりは、クリニックにお越し頂いている方々が40代以降の方々が中心なので、日々の診療で彼女・彼らの動向を観察することで得られます(^^)

僕の観察によると、現在の40~50代はいわゆる”団塊の世代”と呼ばれる現在65~70歳世代よりも明らかに美意識・自己意識が高く、アンチ・エイジング志向が強くなっていると感じます。

アンチ・エイジング志向が高まると、人は出来るだけ長く健康かつ若々しくあろうとします。

この勢いは年々高まっており、その証拠にクリニックを受診する方々の平均年齢も年を追うごとに上昇しています(^^)

先日クリニックに60代くらいの男性が訪れました。

問診票には年齢記載部位がありますが、そこが空欄だったので僕はこの男性に「失礼ですがお歳をお伺いしても宜しいでしょうか?」と尋ねました。

するとこの男性、”実際の年齢を言うと、構えられるので申し上げにくいのですが、実は75歳です”と返答しました。

僕は内心”わ~、実年齢よりどう見ても10歳以上若い(・o・)”と驚きました。。

彼の話を聴くと、今も現役バリバリで働いているそうですが、一緒に働く仲間たいが皆若く、仕事をしている限り、老ける訳にはゆかないとのこと。

そして営業や取引の場で実年齢を言うと、”引かれる”というか”構えられる”ので、実年齢を取引相手に伝えることはほとんどないとのこと(>_<)

僕は内心、”ついに70代でも現役で若い人達となんら変わらず働く人達が出現し始めたのだ!”と感動しました。

僕はこの男性に。”実は僕も僕の息子や娘世代と交流する際は、実年齢を言うと引かれるので知らせないようにしています”と伝えると、彼はにこっとして相づちを打ちました(^○^)

僕のような中高年世代層の強がりにも聞こえるかもしれませんが、もはや実(暦)年齢は関係なく、重要なのは生物学的年齢、すなわち問われるのは健康度やルックス(見た目)となったのです!(^^)