救命医療研修-3

翌朝僕はアラームの音で、眠たい目をこすりながら午前7時に目を覚ましました(>_<)

何故なら2日目の研修は午前8時から開始だったので、慣れない早朝に起床したのです。。

昨日は終日びっしりと研修をして、今日も忙しい一日なることを覚悟して、普段ほとんど食べることがない朝食をホテルの朝食会場で取りながら、午前中に行われる筆記試験の勉強をしました(^_^;)

何の下準備をせず本研修に望んだので、このように僕はぎりぎりになって慌てて試験勉強をするはめになったのです(v_v)

そしてこの悪しき学生時代からの癖を僕は久しぶりに筆記試験を受けて思い出すことになりました。。(^_^;)

医師の場合、80％正解で合格の筆記試験に僕はなんとか合格できましたが、次さらに実技研修を受け、一人寂しく昼食を食べました(^◇^;)

午後の実技試験は２つの課題が与えられ、一つは道端に人が倒れている想定で、その方をAED（除細動器）を用いて適切･安全･迅速に救命出来るかを実技で問うものです。

そしてもう一つの課題は病院で外来受診中の患者さんの容体が急変し、心房細動に陥った状態から救命出来るかでした。

一つ目の実技試験はいくつかのミスはあったものの、何とか合格基準に達して一発で終了しました(^_^;

2つ目は本研修のハイライトで、試験パスはそう簡単でなく、一度目は敢えなく不合格となりました(;゜)ウッ!

不合格の理由は、AED（除細動器）を用いる際に慌てたせいか、十分な安全確認を怠ったためと指摘されました。。

この研修は落第させることを目的としておらず、いわゆる”再試験”が用意されており、制限時間以内であれば、何度でも受験出来ます(^^)

ですが驚いたことに、本研修に僕とともに参加していた若い看護師さんたちは次々に合格してゆき、なんと医師である僕が落ちこぼれているのです(゜◇゜)ガーン

たとえ最終的に合格できたとしても、何度も再試験を受けた結果では医師としてのプライドが許しません。。

次の再試験では何としても合格せねばと僕は、待ち時間の数分間に出来る限りの集中力で復習しながら再試験に臨み、なんとか合格に漕ぎ着きました(^_^;

今回の一連の試験を通して、僕は昔からのサボり癖が依然残っているのを自覚したのと、若い看護師さんたちの勤勉さに感心してこの研修を終えました。。