僕の行う外科治療は1度きりのことが多いので、治療経過が良好で何もなければそれっきり来院されないお客様たちが少なくありません。

昔からのことわざで”便りのないのはよい便り”というのがあるので、治療結果を確認出来ないのが残念であるものの、それはそれで良しとしています(^_^;

治療後の経過観察にいらっしゃる方々の大半は、1~3ヶ月経過した際に1度来院されて、何もなければそれで終了となりますが、中にはその後も定期的にご来院される方もいらっしゃいます。

外科医療に長らく携わっていると、クリニックを訪れるお客様は手術を含め何らかの処置が必要だと頭から決めかかる習慣が身についてしまいます。

先日、治療後定期的に来院されるお客様に僕は「○○さん、本日は何もしませんので。。」と言うと、お客様は「次はいつ来ればよいですか?」と尋ねました。

そこで僕は「このまま調子が良ければ特に。。」と言葉を濁すと、お客様は「何もなくても診察して頂けると安心なので来月も来院してもよいですか?」と言いました。

僕はハッとしながら「あ、はい!是非勿論お越し下さい。」と返答しました。

僕はこの時、医療は患者ー医師間の良好なコミュニケーションと信頼関係が基盤になることを思い起こしました。

内科をはじめとする一般医療では、何もしなくても診察するのが当たり前で、美容医療でもこういった一般医療の常識を常に念頭に置きながら診療する必要があります。

いまだに奇異な目でみられがちな美容医療ですが、一般医療の常識を忘れないで診療に臨むことがこの医療のより良い社会的評価を得る近道だと感じました(^^)
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