本日のラジオ英会話で”ミレニアム世代”というトピックスがありました。

ミレニアム世代とは1980~2000年までに出生した人達のことで、その特徴は生まれた時から携帯やインターネットがすでに存在、さらに言うと生活必需品に満たされていた世代を言うようです。

僕は昭和40年台以降(1965年~)の高度経済成長時代に生まれましたが、この世代はミレニアム世代とは明らかに異なります。

それは日本がようやくテレビや自家用車が庶民の物となり始めた頃で、まだまだ物への所有欲も強い時代だったからです。

すなわち高度経済成長世代とこの新しい人種ミレニアム世代には、明らかに価値観の相違があるはずです(^_^;

我々はミレニアム世代は”ゆとり教育”を受けていて、”おっとり”していると見なしています。

この姿を高度経済成長世代が否定的に見ると、ミレニアム世代は”ガッツ”や”欲”がないと見なします(^_^;

ですがミレニアム世代にしてみると、我々高度経済成長時代の人間を”物欲が強い”とか”ガツガツ”していると否定的に見なすでしょう。。

今度は逆にそれぞれの世代をお互いに肯定的に見ると、ミレニアム世代は謙虚で品が良く、我々高度経済成長世代は野心的・向上心が強いと言えるのではないでしょうか(^^)

それはさておき、好むと好まざるに関わらず時代はすでに高度経済成長世代からミレニアム世代が主役へと置き換わりつつあり、日本の将来はすでにミレニアム世代の手に委ねられています。

我々高度経済成長世代は先輩としてミレニアム世代に助言しつつも、時代の主役の彼女・彼らに嫌われないよう、この新しい価値観を受け入れてゆく努力が必要です(^_^;

僕がミレニアム世代に遭遇する機会はクリニックに訪れるお客様を通してくらいですが、彼女・彼らの価値観についてゆけるよう、その言動を常に注意深く観察させて頂いております(^^)