本日治療のお客様、鎮静剤注入のため左手首を確保すると絆創膏が貼ってあったので「この絆創膏は何ですか?」と僕が尋ねると、「あ、これはこないだ手首の骨折をして手術をしたのです。」と答えました。
僕は「傷跡を拝見させて頂いて宜しいですか?」と尋ねると、「どうぞ」とおっしゃるので絆創膏をはがして観察すると、傷跡はほんの2cm程度の小さなものでした。
手首骨折の手術は手首裏側の皮膚切開をして骨折部位をプレートで固定します。
今から15年ほど前、僕も整形外科医だった頃はよくこの手術をしていましたが、驚いたのはその傷跡の小ささです(・o・)
当時行っていた僕の切開幅は4cm程度と、このお客様の傷跡の倍は切開していました(^_^;。。
僕が「この手術は傷跡が最小限で感心しました」と言うと、彼女は「プレートの長さは傷跡のちょうど倍ですと担当医が言っていました」と答えました。
当時の治療は骨折固定プレートと傷跡が同程度の長さが常識だったで、現在は傷跡がプレート長の半分までに短縮されたことになります。
骨折治療そのものは当時と何も変わりませんが、医学技術の進歩は傷跡を最小限とする方向に進んでいることを、このお客様を通して僕は改めて知りました。
ましてや美容医療では疾患を扱わない元々健康な方を対象としているので、皮膚切開を用いない傷跡皆無の手術を原則とすべきです。
僕は開業以来、一貫としてこの方針を守ってきました、それは既存外科医療と同じ方向を向いていたようで、正しい選択だったと実感しています(^○^)

僕は「傷跡を拝見させて頂いて宜しいですか?」と尋ねると、「どうぞ」とおっしゃるので絆創膏をはがして観察すると、傷跡はほんの2cm程度の小さなものでした。
手首骨折の手術は手首裏側の皮膚切開をして骨折部位をプレートで固定します。
今から15年ほど前、僕も整形外科医だった頃はよくこの手術をしていましたが、驚いたのはその傷跡の小ささです(・o・)
当時行っていた僕の切開幅は4cm程度と、このお客様の傷跡の倍は切開していました(^_^;。。
僕が「この手術は傷跡が最小限で感心しました」と言うと、彼女は「プレートの長さは傷跡のちょうど倍ですと担当医が言っていました」と答えました。
当時の治療は骨折固定プレートと傷跡が同程度の長さが常識だったで、現在は傷跡がプレート長の半分までに短縮されたことになります。
骨折治療そのものは当時と何も変わりませんが、医学技術の進歩は傷跡を最小限とする方向に進んでいることを、このお客様を通して僕は改めて知りました。
ましてや美容医療では疾患を扱わない元々健康な方を対象としているので、皮膚切開を用いない傷跡皆無の手術を原則とすべきです。
僕は開業以来、一貫としてこの方針を守ってきました、それは既存外科医療と同じ方向を向いていたようで、正しい選択だったと実感しています(^○^)
