上瞼治療のポイント

美容外科治療において上瞼治療は頻繁に行われますが、この治療は実は敷居が高い治療の一つと言えます。。

何故ならボクシング選手が目元を打たれたとき上瞼が腫れるように、美容外科治療後も治療後比較的腫れやすい場所であること。

そして腫れが引き始めると一気に引くので、腫れたときと腫れが引いた際のギャップが大きいので、それを見込んで治療しなければならないからです。。

上瞼治療でよくあるパターンが、治療を控え目に過ぎると、腫れている時は結果が良好で患者さんの満足度も高いのですが、腫れが引くとさほど変化がなく物足りなく感じる結果となります。

逆に治療をしっかり行うと、ほぼ落ち着いた治療結果（２～３ヶ月後）は良好だと分かっていても、腫れが引くまでのその間、腫れが目立ち他人に知られたり、本当に腫れが引くのか不安を感じたりするのです(>_<)

したがって当クリニックでは常に若干控え目に治療を行うようにしていますが、その治療加減に熟練を要します。

先日上瞼治療において、比較的がっちりと（しっかりと）治療を行った症例がありますが、やはり通常より腫れが長引きましたが、最終結果は控え目に治療を行った場合よりも満足度が高いものとなりました。

つまり上瞼治療は、ある程度の腫れを予想（覚悟）させて、しっかり治療を行うべきなのでしょうが、その際重要なのは患者さんとの信頼関係をしっかり築くことでしょう。

揺るぎない信頼関係さえあれば、患者さんもさほど不安を感じずに回復期間を乗り越えられるはずだからです(^^)

どの治療も、そしてどの医療も同様ですが、患者さんー医師信頼関係を最優先事項の一つに据えるｂきとつくづく思いました。