僕のクリニックで先日入職面接に入らした方は、海外留学を終えて帰国したばかりとのことでした(^^)

この方は米国で留学していた方らしく、独立心もあるし自己PR力も抜群なので、僕としては採用を前向きに考えました。

面接の際、この女性に”他にも面接を受けていますか?”と確認すると”はい、他にも数社受けています”と返答しました。

結局この方は当クリニックに入職しませんでしたが、その時僕は”はっと”気がつきました。

僕が職員を面接・選択していると思っていたのですが、実は面接にこられた方々が就職先を選択しているということです。

つまり僕が彼女たちを面接しているというよりも、僕が彼女たちから面接され、見極めらていると言ったほうが正しいということです(^_^;)

そして、僕と患者さんとの関係においても同様のことが言えます。

すなわち、情報社会の恩恵で十分な知識を保持したお客様たちは、いくつものクリニックにカウンセリングに訪れ、その中から最も良いと判断した場所を選択するのです(^_^;)

一昔前まで医者は、どちらかというと上から目線で”我々が治療してやってるんだ”的な態度を有しているところがありました。。>_<)

しかしこういった古い風潮は、すでのこの新しい社会では全く通用しなくなっているのです(>_<)

そして僕は、雇用する側も雇用される側も、そして診療を提供する側もされる側も、常にに対等の立場なことを再認識した上で仕事をするのが不可欠だと思うようになりました(^_^)