美容医療がプライバシーの機密性が高いでことは、今さら言うまでもありません。。

例えば美容外科治療を受けたことで若返ったり綺麗になっても、人はそれをあえて他人に伝えようとはしないでしょう。

何故なら我々にはプライド(自尊心)があり、、手術を受けた結果綺麗になったと他人に理解されるより、元々綺麗だと思われる方が、自分の価値が高いと考えるからでしょう(^_^;)

もしくは、ある人が綺麗になったことに周囲の人たちは嫉妬するケースも少なくなく、その場合綺麗になった人のことを陰で”あの人は綺麗になったけれど、どうせ美容手術を受けたからなのよ”みたいな言われ方をしかねません(>_<)

したがって美容医療を受けた人たちは、その行為をひた隠しにすることがほとんどなので、この医療が口コミで広がることは大変困難です。

特に我が国ではその傾向が強いようです。。

さすがに家族や親友に伝えることはよくあることですが、これも絶対とは言えず、家族にもその事実を隠すこともあるので注意が必要です。。

そういった背景から、美容医療をビジネス的に安定させるには広告宣伝が必要不可欠だと言われます。

それが我が国の美容医療におけるネット宣伝が過熱化している主原因でしょう。。

最近僕はネット業者と話しをして、その傾向がさらに強まっていることを知り、驚きを隠せませんでした(O_O)

フランス・英国(香港)などの知的先進国では美容外科を含めた医療でのネット宣伝がほぼ禁止されています。

そして患者さんたちは、紹介・口コミを中心に従来の方法でふさわしいクリニックを探し当て、まずはカウンセリングに出向き、自分の目でそのクリニックや医師を確かめた上で治療に臨むことが主流だからです。

僕はここ数年、インターネット広告に力を注ぐことを控えていましたが、ネット業者によると、美容系クリニックは、依然これでもかという程ネット宣伝に力を入れているらしいのです(>_<)

過剰なネット宣伝→集客↑→売り上げ↑をひたすら狙う構図が見受けられます(◎-◎;)

しかし医療の本当の姿、そして目指すべき所は、適切な治療→緩徐で自然な集客→宣伝広告費↓→クリニックの安定経営なはずです。

僕は数年前から後者の道を選択しましたが、今後もこの路線でやってゆく決意を固めています(^^)