眼瞼下垂症は上瞼が重たくなる病気で、しばしば外科的治療対象になります。

症状が明白で病気と判断された場合、保険治療適応となりますが、美容目的で目をパッチリさせるとなると、保険適応は難しく自費診療となる場合がほとんどです。。

保険適応の有無には年齢も加味され、20代で眼瞼下垂症を新たに患うことは希で、もしそうだとすれば先天的にこの疾患を患っていたことになります。

先日この治療を求めていらした患者さんは30代中半の女性でしたが、すでに眼科で眼瞼下垂症と診断されたとのことで、当クリニックでも保険適応下で治療を行いました。

当クリニックでは眼瞼下垂症の改善と同時に、整容的にも美しくすることを加味して治療を行うので、保険適応となった場合、この治療を当クリニックで行うとお得感があるかもしれません(^-^)

1週間後の抜糸時に患者さんのお顔を拝見すると、大変お綺麗になり何よりでした(^^)

ただ患者さんに僕は次のようにアドバイスをしました。「もし周囲の人々に目元の印象が変わったと指摘されても、逆さまつげと眼瞼下垂症を改善するための治療を受けたとおっしゃってください。決して美容外科的治療を受けたとはいわないように」と。

何故なら世間ではいまだに美容外科・美容整形に対する偏見が強く、もしこういった治療を受けたことを公言すると、せっかく綺麗になれてもそれは美容外科を受けたからといったレッテルを貼られかねないからです(>_<)

この医療の風通しを良くして、敷居を下げ、偏見を減らすことが我々この医療従事者一人一人の責務だと思います。