先日、久しぶりに再会した友人の一人が唐突に人生の目的について尋ね、その他の仲間たちが面食らったことは、前回のブログに記載しました(^_^;)

なぜ面食らったかと言えば、我々がそういったことを面前で話すのが、なぜかタブーのになっているからでしょう。。


戦後我々は、GHQに、戦前まで我々が培ってきた宗教心(日本神道)などを忘れるよう、教育されたからです。。

そして欧米に右習えの教育を受けた結果、人生の目的という、われわれの根源に関わる重要なことを考えることもなく、今日に至ったのです。

それは我々がかって言われた、いわゆる”エコノミックアニマル”、つまり人生の目的のような哲学的なことを考えず、我々にただただ働く生き方をさせる方が、日本経済発展のためには都合が良かったからです。

そして宗教心を忘れてでも、高学歴さえ獲得すれば、高収入と将来が保証されると、ほとんどの人が洗脳されてしまったのです。

実際、右肩上がりの高度経済成長時代はその通りだったのですが、現在のような成熟社会に到達した我が国で、高学歴=高収入や将来保証は幻影だったことに、多くの人が気がつき始めました。

我が国の景気が冷え切っていますが、実は風邪が治るのには発熱が必要なように、現在の苦境は、我々が陥った呪縛(洗脳)から解き放たれる、気づきのチャンスだと僕は思っています(^-^)

そしてようやく我々は、先日僕が久しぶりに再会した友人のように”一体我々は何のために生きているのだろう”と気づくようになったのです。