すっかりはまった小説”ミレニアム”の1部作、”ドラゴンタトゥーの女”を完読したので、2部作を読み始める前に数年前、スエーデンで公開された映画を観ることにしました。

3時間の長編映画でしたが、小説を読む方がずっと面白かったと言うのが正直な感想です(^_^;

この小説はミステリーですが、スエーデン社会の陰を暴くかなり深刻な内容です。

映画はその暗さばかりを強調していて、見終わった後に寒々さが残りました(×_×)

しかし僕が読んだ小説の印象は決してそうではなく、人間の愛と叡智がそういった人間の逆の部分(残酷、無情)に打ち勝つ感動的なものでした。

つまり、スエーデン版映画”ドラゴンタトゥーの女”はこの小説にある暗い部分を強調し過ぎているのです。。

もしこの映画監督が人間の愛と叡智の方を描いてくれたなら、もう少し面白かったような気がするのですが。。

そろそろ米国版映画”ドラゴンタトゥーの女”がビデオになるはずです。今度は人間のどちらの面が描かれているのか、それも鑑賞してみよと思っています♪