GWの前半、僕は友人の住むタイ、バンコックに数日間滞在しました。カナダ人の友人はこの街に10年近く住み、今はスポーツウェア製造会社を経営し、このビジネスを軌道に乗せています(^_^)

同時にもう一人の僕の友人(やはりカナダ人)がバンコックに住むこの友人を訪ねていたため、かつて日本で集った3人がたまたまここで再会することになったのです。

当時僕たちは30代中半で、僕は勤務医、彼らは大手企業に勤務していましたが、それから10年経過し、それぞれが自分の道を追求、”独立?”しました。

何故、”独立?”かというと、もう一人の友人が欧米諸国でいうところの、”アーリー・リタイアメント(早期退職)”者だからです(^_^;)

アーリー・リタイアメント(早期退職)は日本では聞き慣れない言葉ですが、実は欧米諸国ではそれこそが理想とされる生き方なのです。

そこには日本人と彼らの生き方に対する根本的な考え方の違いがあります。

何故なら欧米人たちにとって勤労は罪悪なのです。たとえば犯罪者はその罰則として何もしないで監禁される禁固刑よりも、就労させられる懲役刑をより厳しい刑として捉えるのです。。

かつて優秀な株トレーダーとして働いたこの友人は、生涯十分快適に暮らせるほど蓄えたので、このアーリー・リタイアメント(早期退職)を40代中半で達成したのです。

我々のようにあくせく働く人間には羨ましい限りの話ですが、果たしてこの彼は幸せになったのでしょうか?