たまに早く起きた朝(7時くらい)に散歩してみると、東京の街ではすでに多くの人が活動を始めています(^-^)

しかしそこにいる人たちをよく観察すると、明らかに外国人たちの方が多いのです。彼らの方があまり夜更かしをせず、健康的な生活を送っているのもその一つの理由かもしれません(^^)

外国人たちの朝の早さと言えば、僕は留学時代のことを想い出します。

僕がフィラデルフィア、トーマス・ジェファーソン大学医学部で整形外科研修を行っていたとき、朝のカンファレンスは、なんと午前6時からだったのです!(ちなみに手術は午前7時開始です。。)

晩秋の頃、研修を行っていたのですが、まだ辺りは真っ暗なのに、外科医たちはコーヒーを片手に今日予定されている手術のレビューを行っていました(^_^;

朝の弱い僕は、正直、米国外科医の生活の過酷さに、”日本で外科医をやってて良かった。。”と思わず弱音を吐いてしまいました。

後年、同時期に米国で外科研修をしていた外科医の友人と、当時のことを懐かしみながら、”どうして米国ではあんなに朝が早いのだろう”と僕が質問すると、友人は一言、”彼らは血圧が高いから、早起きなんだよ。”と言い切りました。

確かに僕は早起きが苦手ですが、実は昔から低血圧症で、若い頃は立ちくらみに悩まされていました。。

この友人の一言で”なるほど!”と思いました。僕が根性がないから朝起きが苦手ではなく、低血圧だからなのだと。

しかし、”早起きは三文の得”ですから、僕も欧米人のように早起き中心の生活を目指したいと思っています(^○^)。