
銀座の路地は歩道がない場所も多く、歩行者と車が道を共有しなければいけません。
しかしその中には横暴なドライバーもいて、歩行者がいるにもかかわらず、スピードを上げて運転し、危険を感じることも多々あります。
先日の夜も僕は銀座の路地を歩いていると、前から一台のタクシーが危険なスピードで近づいてきました。
もしそのスピードでひかれたら、明らかに大けがをするスピードです。いつもならやり過ごすのですが、この時ばかりは僕も怒りがこみ上げ、通り抜けようとするタクシーを手でおもいきり、バーンと叩いてやりました。
タクシーは急ブレーキをかけ、このドライバーは窓を開け、僕に怒鳴りかけました。僕もタクシーのそばまで戻り、窓に顔を突っ込んで”どうしてそんな危ない運転をするんだ!?”と逆に怒鳴り返しました。
僕はこのドライバーに”プロとして車を運転してるんだから、もっと謙虚に安全優先で運転しろ!!”とまくしたてましたが、このドライバーは僕が車を叩いたことに対する怒りが止まらないのか、なかなか納得せず、火に油を注いだような状態となりました。
そのうち、路上には多くの車が渋滞し始め、クラクションが鳴り始めたので、僕はその場所を去りましたが、まだこのドライバーは外に向かって怒鳴り声を上げるほどでした。
何故このような危険なドライバーに僕は怒りを感じたのでしょうか?実はかつての僕がそのような荒い運転の仕方をしており、かつての自分を見るような気がして、嫌気が差したのだと思います(-_-メ)
今回の話は極端ですが、一人一人が間違ったことや不合理なことに勇気を持って反論したり、主張を貫く姿勢が非常に大切なはずです。
原発問題にしてもそうです。政府の思惑に我々が犠牲になる必要はありません。危険な原発に対しても、一人一人が揺るぎない反対姿勢をとり続ければ、廃止に追い込むことが出来るはずです。