
我がクリニックでは開業当初以来、逆浸透膜性浄水器を使用しています。この技術ではほぼ100%近くの不純物を除去できるため、水道水をいわゆる”純水”に変換でき、水銀やトリハロメタンなどの有害物質の含まれない安全な水を得ることができます(^_^)
ですが水道水はほぼ安全基準をみたすほど綺麗なので、高価な逆浸透膜性浄水器を購入してまで水にこだわる人はそれほど多くありません。
そのためこの浄水器の売れ行きは発売以来思わしくなく、最近になって販売中止を検討していたようです。
ところが今回の大震災で水の放射能汚染が我々の健康を脅かす大問題となっています( -_-)
そこでこの逆浸透膜性浄水器を製造販売する会社に電話をしてみたところ、この浄水器では放射能汚染物質もほぼすべて除去可能なのです!
そのためこの浄水器はすべて品切れとなり、現在生産が間に合わないほど注文が殺到しているとのことでした(^_^;)
この会社の社長さん曰く”被災された方々のことを思うといたたまれない気持ちになります。しかし同時にこの浄水器の真価が初めて認めらた機会でもあり、あきらめずにこの仕事をしてきてよかった”とのことでした。