昨夜は久し振りに娘が晩飯を喰いにやってくると云うので、サリエンテの赤を飲み始めた。

メインはサゴシの刺身とクリームシチューだったので、後者の方に合うかなと思ったが、長い間、刺身と赤ワインを飲んで来たので、サゴシに合わないこともなく、若しもっと合わせるなら少し塩を振ってカボスを搾りオリーブオイルでマリネすればよく、刺身の量が多いと山葵醤油に飽きてマリネすることもあるが、山葵醤油でもあまり違和感が無い。

飯を喰おうかと思ったが、パンがあったのでチーズをのせてトーストにして食べたが、このパンとチーズとワインの三つの組み合わせは、夫々の質に多少の難があっても実に良く合う。

総てが発酵食品であるからなのかもしれないが、長い間に選別されたんだろうね。

 

娘はイナリヤトの店を閉めてからやって来たので、蕎麦焼酎を飲み始めた頃にやって来た。

醸造酒は長く飲んでいると諄くなり、蒸留酒でスッキリしたくなるもので、それが深酔いの原因なのだが、食後酒は消化を助けてくれる利点もあり、翌日胃腸の具合はいいように思う。

 

最近の円安とアルコール離れでワインの売り上げは良くない。

以前は近所のワイン好きがちょくちょく店に顔を出してくれたが、店の最低価格のワインが2,000円近くまで上がってしまったので、気軽に買える価格帯じゃない。

都内や大阪の試飲展示会に参加して、販路を広げているようで、関西の景気が好いらしい。

京都へは大挙して外国人が来ているし、万博が思ったより盛況だったこともあり、彼の地の商人の皆さんの顔は明るいとのことだ。

 

晩飯の時に飲んだワインは、その一番安い価格のサリエンテだが、夏前までは3年前に輸入した在庫があり良く熟成して実に美味かった。

新しいヴィンテージもフルーティだが、複雑さや奥行きがあり新鮮な魅力があり美味い。

チョット冷やして飲むと口当たりが良くなり、飲み過ぎる欠陥があるものの、薄ぺらなワインじゃないので飲み応えもあるし、家庭料理にも良く合う。

夏の熱い時にはこの白をかなり冷やして飲んでいたが、スペインの砂漠地帯のワインだが、標高がある内陸部なので、夜温がかなり下がり酸がシャープで中々のものだ。

 

イナリヤトでは基本的に有機ワインを扱っているが、10月から日本の法律が変わり、海外の有機認証を取っていても、日本の有機認証を取らないと有機ワインと謳えなくなったらしい。

まあ、国によって認証機関のレベルが違うから基準がまちまちになることもあるが、認証機関のレベルが分かっているのだから、そこへ認証を与えりゃいいだけの話で、どうも国内の認証会社との利権が絡んだ話のような気がする。

政治家と役人が絡んで、消費者からカネを巻き上げる方法は、税金や各種保険料だけじゃなく、色々と巧妙になってきている。

 

 

       

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