何時も高い志でベッドに横になるが、その志の半ばまでも達したことはほぼ無い、今日も中野剛志を持って確かに本を読みだしたのだが、ページをめくった記憶がない。

1時半になったので、こんなところでうだうだしているわけにはいかないと、二階に上がったから、睡眠はその直後に始まり、3時間半眠っていたことになる。

夜と合わせて7時間の睡眠になるから、ジジイにしちゃあよく眠っている方だろう。

朝釣りをやっているものの、ほか何もやってないから、昼寝のお陰か夏バテも感じられないし、やけに快調だ。

 

6時前に風呂に入って、8畳の廊下で神椅子に座って荒井由実を掛けて庭を眺めていたが、流石に吹く風は秋めいていて爽やかだ。

30分ほど竿を撫でたりしながら廊下で涼んでいたら、妻に晩飯が出来たと呼ばれた。

昼にトルコライスを滅茶苦茶喰った妻は、腹が減らず晩飯が喰えないと、居間でイクラと一緒にTVを観るようだ。

 

むつの刺身と蛸のぶつ切りがあり、焼き茄子と胡瓜の糠漬け、それに昨晩作った夏野菜煮があったので、シメジと豆腐で味噌汁を作った。

汁物が無いと飯が喰えないのは、母方の祖父の嗜好を引き継いだのかも知れない。

飯と汁と漬物に、何でもいいから一品あればそれでいい。

 

一人で飯を食べるときにはTVを点けない。

地上波のニュース番組は嘘か無駄話が殆どなので、百害あって一利無し、観ないほうがいい。

今日はYouTubeに、シカゴ大学のミヤシャイマー教授が、ウクライナ問題についての見解を披露する番組があり聴いた。

昔なら英語を習得してシカゴ大学に留学して講義を聴かなきゃいけなかったのに、アメリカの知性の最高峰のミヤシャイマーの解説が、無料で家庭で好きな時間に聴けるのだから、凄い時代だ。

ジジイでも女子供でも、スマホがありゃあ気軽に世界最高峰の知識に触れることが出来、国際政治学者として立つことも可だ。

 

ウクライナについてはその歴史から紐解いておかないと理解が出来ないが、簡潔に云えば、そもそもプーチンはNATOが東進しなければ戦争なんてする気が無かった。

領土拡張の野心などないのだ。

2014年にアメリカの国務次官補であったユダヤ人、ビクトリア・ヌーランドが、先祖の母国ウクライナで仕組んだ反ロシアの仕組みが、プーチンにとっての脅威になったのが、ウクライナ侵攻の理由だ。

これは日本がパールハーバーをやったのと同じで、先ず、日本に開戦させ、圧倒的な戦力で勝利し、占領統治する計画があり、そのプログラムに従って戦争を進めただけで、アメリカのやり方は何時も同じだ、開戦するタネが無ければそれをでっちあげるのだ。

伊藤貫は、この戦争は散々苦しめられたウクライナのユダヤ人が、迫害したウクライナとロシアを戦わせて恨みを晴らしているんだと話したが、戦争が嫌いなトランプのために4年間溜まった軍事産業の在庫一掃セールスというカネ目的もあるんだろうけど、怨みを晴らすストーリーのほうが説得力があって感心した。

開戦初期にイスタンブールで停戦交渉がまとまりそうになったが、アメリカが戦争継続を望み、ボリス・ジョイスを派遣してゼレンスキーに圧力をかけて停戦を阻止した。

まあ、そのほか書きたいことが色々あるが、もっとも大切なことは、何故トランプがプーチンに友好的なのかだ。

オールドメディアはプーチンを貶すばかりで、彼の本質を見せないようにしているが、ひじょうに知性的で優秀な人物だ。

まあ、頭の悪いオッサンのエリツィンが、ユダヤ人オルガヒにロシアの虎の子である天然資源などをそっくり持っていかれ、ロシアの国民が疲弊していた時に、些か粗っぽいやり方で、彼らから自国の富を取り返したが、プーチンがいなければロシア国民の多くは飢え死にしただろう。

トランプは一期目の大統領の時に、中国に脅威を感じ封じ込めようとしようとしたが、地政学的に、中国の後ろに位置するロシアと同盟を結ぶことが、封じ込めの定石だった。

 

一時間以上の番組で盛りだくさんで得ることが多い、簡単に視聴できるから、これ以上はそちらに直接当たっていただくとして、今は二階の書斎の机に座り、窓を開け虫の声を聴いている。

気温が高いと鳴く間隔が短いので、騒がしいと云った感想もあるかもしれないが、生命感あふれる最盛期の合唱を聴くには今が一番と思う。

色々な鳴き声が聴こえるが、コオロギ、マツムシ、鈴虫、カンタンの区別はつかない。

好みの歌姫の魅力的な歌唱に酔っているのも悪くないが、この時期しか愉しめない虫の音に耳を傾けて陶然としているのも悪くない。

コニャックかカルバドスが欲しいところだ。