四国お線路の旅 その4 | Slime Rhino の 「おっさんですが、何か?」

Slime Rhino の 「おっさんですが、何か?」

何か気になることがあれば
つぶやきます。
不定期更新です。
文章がうまく書けないので、
文章が変だったら、
バカなやつだと笑ってください。

(その3からつづく)

 

伊予西条駅からグリーン車に乗って、およそ1時間で

松山駅に着きました。

 

下に映っている黄金色の車両は「伊予灘ものがたり号」です。

この「伊予灘ものがたり号」は、2015年のNIKKEIプラス1

「なんでもランキングお薦めの観光列車ベスト10」で

第1位に選出されました。

1両の座席数が25席の2両編成、全50席しかありません。

観光列車なので土日祝日しか走らず、乗車率は85%オーバー

しかも、旅行会社が乗車ツアーを計画・発売しているので、

一般人は切符を購入するのが難しい、超人気列車です。

 

 

そんな大人気の「伊予灘ものがたり」の切符が一般購入できました。

 

記念にお食事券も買いました。

 

「バースデーきっぷ」の購入の時に、一緒に申し込めば

購入できることを、後でネットで知りました。

(グリーン券の代金1,000円が無料になります)

そんなことを知らず、出発1か月前に眠い目をこすりながら

近くの駅のみどりの窓口に並び、10時の時報とともに

端末をたたいてもらいました。

 

「満席です」

 

さすが、人気観光列車・・・

 

クリスマスイブの日にJR四国のサイトを見ていたら、空席状況が

×から△に変わっていたので、みどりの窓口で聞いてみたら、

 

「5席空いてますね」

 

えっ、ホントですか~

 

急いで3席購入しました。

しかし、その座席は2名様用対面シートなので、1席は相席の

可能性があります。

しかも、「伊予灘ものがたり」の山側シートです。

海側の席がよかったのですが、乗れるので、贅沢はいえません。

 

車両案内図の右上の座席の切符がとれました。

 

切符が購入できたことは当日まで秘密にしておきました。

(購入できるとは思ってなかったので)

 

写真を撮っている友人に「乗るぞ、これ」と声を掛けました。

あまりのサプライズに鉄子が泣いてしまいました(笑)

 

1号車「茜の章」です。

伊予灘に浮かぶ夕日を表しています。

 

2号車「黄金の章」です。伊予灘に反射する太陽、

そして柑橘系の輝きを表しています。

 

そして、予想できなかったもう一つのサプライズが!

相席だったのは中国人でした。

その中国人の友人は向かいの海側シートに座っていました。

なので、「座席を交換しましょうか」と日本語交じりの英語で

(中国語わからんから)聞いて、念願の海側シートを確保しました。

しかも、中国人は4人組でした。

お互いの予約した座席を交換して、中国人4人は山側シートへ、

自分たちは海側シートになりました。

めでたし、めでたし。

 

ここの座席に変更です。

案内図の左側で、窓に向かってシートが

並んでいます

 

伊予灘ものがたり号はゆっくりと松山駅を出発しました。

駅員さんやスタッフの皆さんが手を振ってお見送りしてくれました。

列車は2時間半かけて、八幡浜駅に向かいます。

 

列車は伊予灘に沿って進みます。

 

お食事が運ばれてきました。

 

食前のスープです

 

瀬戸内風フランス料理です

 

列車は鉄道ファンにとって有名な、下灘駅に到着します。

 

 

 

かなり前になりますが、「青春18きっぷ」のポスターになっています。

ここに約8分停車します。

 

 

 

 

列車はゆっくり走ります。沿線住民の方々の温かいお見送りが

うれしいです。

 

地元の焼き物の器に入った、食後のコーヒーです

 

タヌキが見送ってくれます

 

犬もおでむかえ

 

ガソリンスタンドの店員さんまで

 

乗客へのおみやげとして、沿線の工場から

かつお節1パックとちくわ1本いただきました。

 

あっという間に八幡浜駅に着きました。

 

 

伊予灘ものがたり号での2時間半を満喫した3人は、

その余韻を楽しみながら、ホテルに戻りました。

(この区間だけ、写真がありません。寝てました。)

 

明日はお線路の旅最終日

徳島に向かいます

 

まだつづく