過労 | OBGY・「美」へのこだわり

OBGY・「美」へのこだわり

震災から1年
いろんなことがありました。

そんな私も2012年3月3日、無事に結婚式を挙げることができました。
2014年11月息子が誕生、2015年4月に職場復帰し、現在働くママ真っ最中で、毎日奮闘中!!!

電通の過労死とか、マスコミの過労
ほんと、広告やマスコミのお仕事って大変。
旅先でADやってる子と出会って、本当にきつそうだった。
だから逃げてきたんだなって感じたよね
私も、そこには逃げて行ったから

逃げられることとか
自分を守ることって
できない人もいるんだよね

だから自殺なんてことになってしまう

でも
死にたくなってまでやらなきゃいけない仕事って何??
自分の命より大事な仕事なんてあるのかな。

辞めたら、根性がないと思われる
とか
これだから女は…
とか
確かに、ギリギリで頑張れてしまう人は、ギリギリで頑張っちゃうんだよね

そういうの、私にもあった
特に研修医の頃
当直してそのまま仕事なんて当たり前だし
どんなに寝ないで働いたって次の日のルーチンの仕事はやってくる

手術にも入れと、ただただ立ってるだけのために手術に入って、眠たくて眠たくて舌を噛んだり、片足で立ったり

周りのみんなはやってるし
自分だけ出来ないと言ったら脱落してお医者になれないかもとか…


それでも私は、死にたいとは思わなかったし、途中からはそれにも慣れちゃって、苦痛というよりは、研修医なら当たり前って思えるようになっちゃったけど

中にはPHSを置き去りにして、探さないでとメモが机にあったこととかもあって、マジでみんなで探したな

同期にはすごく恵まれたし、本当に助けてもらった


でもどこか
例えば同期にも仲のいい人がいなかったとか
憧れられる先輩もみつけられないとか
こんなお医者になりたいみたいな上司がいないとか
愚痴れる場所がないとか
とにかく何か、どこかが崩れたら
私も危なかったのかなって思うような働き方をしたな

1年目でもらった休みは夏休みの5日間のみ
土日だって回診には必ず行った
PHSはいつも気にしてた
それでも合間を縫って遊んでたけど(笑)
美容室行くのだって、呼び出されたらどうしようってドキドキしながら行ってたな


そう
頑張るところと、手を抜くところ
それをそれまでの人生でおそらく学んでいたんだと思う

それが、出来ない人もいるのよ
全て全て全力で頑張ってしまう人
危ないよね

みんな一緒じゃない
100時間働いたって
大丈夫な人とそうでない人がいる

そうでない人もいるってこと
ちゃんと理解することも大切

そうでない人は
自分では気づけないんだよね、頑張りすぎてるってこと。

何のために働いてるの?
何のために苦しんでいるの?
そう何度も自分に問いかけてた時期もあったこと

その時期を経たから今があるって私は思えるけど
潰れちゃう人だっている


これから指導者としても
色々考えないといけないな