お気に入りを並べる、なんて言ったくせに、のっけから怒りの記事である。
しかし、これこそが私に、また何か書け、と促した事項でもあるわけだ。
『アンという名の少女』という、この前までNHKで放映していたドラマ。
私は、原作「赤毛のアン」の大ファンである。
赤毛のアン、アンの青春、アンの愛情、くらいまでなら、今でもかなり細部まで思い出せるし、なんなら一晩中でも喋り続ける自信がある。(←聞く方にとってはさぞや迷惑なことだろう)
昔から映像はあまり得意でなく、実は、カルピス劇場だかなんだかで大評判だったアニメは一度も見たことがない。
むしろ、アニメが流行ってた当時は
「原作が一番面白いんだからね!アニメだけ見て知った風なこと言うんじゃないよ」
なんて、ちょっと上から目線でいたものだ。あ、新しいブログなんだった、あまり性格の悪さを露呈しない方がいいよね^^;
でも、ミーガン・フォローズ主演の映画は見た。すごく面白かった。
二十代だった私が、初めて一人で映画館に入って見た映画である。
序盤の、本当に他愛ないシーンで、もう自分が涙ぐんでいることに、恥ずかしくなってしまって鼻水を堪えていたら、周囲から次々と鼻をすする音が聞こえてきて、そのことがまた涙を誘い合い、なんだか、新宿の小さなシアターが、一体となって小さなアンを応援するような雰囲気になったことを、よく覚えている。映像も悪くないなあ、と当時の生意気な私は思ったのだった。
……あれから……一体何年、いや何十年経ったことだろう。
NHKで、アンのドラマを放映すると聞き、私は本当に楽しみにしていたのだ。
それがだな~~~~!!!
全く、どうしようもなく、酷かったのだ。
いや、面白くご覧になった方には申し訳ないのだが。
どう酷かったのかは、今日はすでに酔ってしまっていて、書くのがめんどくさい。明日書く。
まあ、このブログの開設自体が、酔った勢いなのでしょうがないな。
とても好きになったもの、感動したもの、人に教えたいくらいおすすめなもの。
私は、そういうものを紹介するブログを作りたい。
なのに、こんな憤りの案件が一発目になるとは…、思ってもみなかった。
しばらく、アンについて書きます。