こんばんは

 

しらこまです
 

前記事の続き。

 

 

高架木道のほうに行ってから大体40分くらい
駐車場のほうに戻ってみると…

おっ!

何と規制解除されてた!

ということで、行ってみることにした

知床五湖の地上遊歩道は極力自然のままにしているところ
注意事項も結構ある

ヒグマを見かけたり、ばったり会ってしまう可能性もある

間近に迫った状態で出逢わないようにするためにも
熊鈴を準備したり、声を出すようにしたり、手をたたいたりして、人間が近くにいることを示す
そして、もし目撃例が出てきたらヒグマのほうを見たまま
少しずつ後ろに下がっていってセンターまで戻る
後ろに人がいたら、その人も合わせて後退していく
そのようなルールを徹底しつつ地上遊歩道の散策が許可されている

行ったときの8月は植生保護期

植生保護期はその年のシーズン開始からGWころまでと8月からシーズン終わりまで、
ヒグマ活動期がGW以降から7月いっぱいまで

ヒグマ活動期の場合は知床五湖登録引率者がいるツアーに入って参加しないといけない
個人で行動するには植生保護期でないとダメなんだね

春先よりはヒグマは活発ではないものの、もちろん、この日の昼間のようにヒグマが近くに出てくる可能性があるから
受付手続きをした後に5分程度のヒグマに関する映像観覧と、口頭での説明がある

しっかり話を聞いた後、立入認定証というのがもらえて知床五湖の地上遊歩道に立ち入れる

結構しっかりしてるんだね
今回は入ることは出来るけど昼間のヒグマ目撃があったことから、また出没して閉鎖になるかもしれないという話があった
10分おきに地上遊歩道に入るための説明会がおこなわれてるんだけど、
自分が行ったときは規制解除されてから3回目の説明会とのことだった
だから先に2回開催分の人が先行してるけど、じりじり後ろに下がってきてる人がいたら
もうそこからは先に進めずに戻るしかないっていう感じだから、まあ進めるときに進んでおこう

ということでいよいよ地上遊歩道に入る

ブラシがあるから、靴裏の付着物をしっかりと落として出発


地上遊歩道には大ループと小ループの2種類がある

小ループは二湖と一湖を見られる1.6kmのコース、

大ループは五湖、四湖、三湖、二湖、一湖の順に全部の湖がみられる3kmのコース
当然大ループにした

出発してすぐに大ループと小ループの分岐があったけど、やっぱり大ループを進む人のほうが多かった


地上遊歩道はまさしく自然そのまま

木々や草花がほぼそのままの状態
だからこそ、ヒグマとか野生動物がいつどこから近づいてくるかもわからないから手をたたきつつ進んだ
とはいえ前後に十人くらいはいたから付かず離れずくらいで進んでれば一人でもそこまでは大変なことにはならないと思う


白い傘を持ったキノコ

根っこからめくれあがってしまっている木

朽ちて苔が生え始めている木

まさしく自然だった

遊歩道は人ひとりの幅しかない部分も多かった


なんか気が張りすぎて動物に見えてきてしまった木


そんな感じで歩いていると、遊歩道を写真撮りながらの13分くらいでまずは五湖に着いた

五湖は知床連山が望めて、湖面も穏やかだから景色が反射してた

めっちゃ絶景
雲がなかったら完璧だった

そしてめっちゃ静か
ときどき人がしゃべってる声とか、手をたたいたりしてる声がするけど、それ以外がほぼ無音、風も吹いてない
なんかその静かすぎる状態が若干怖かった


五湖から3分とかそこらでさらに四湖に着いた

四湖もそんなに五湖と変わらない景色かも?

四湖だったか忘れたけど、この日の昼のヒグマ目撃は、こういう湖の対岸で見た、っていう話だったんだよね…

そこからさらに3分くらいで三湖が見え始める

三湖の湖岸を5分くらい歩くと、三湖のスポットに到着

三湖は水草が結構あったみたい

でも全体的にみると、ここも知床連山と湖面の反射がきれい

やっぱり湖という話があって、高架木道のときの一湖で話が出てた通り
地下水が少しずつ湧き出てるって感じみたいだから、湖面に波が起こりづらいのかね

三湖は半周くらい遊歩道として組み込まれてたから、いろんな角度から見れた

ちょうど湖の反対側で遊歩道を歩いてる人も見えた


三湖の看板があるスポットから歩いて10分くらい、二湖についた

やっぱり湖面がきれい

知床連山は雲がかかってたけど、全体的には青空だから湖面もきれいに反射してるんだよね

この日も晴れててよかったなぁ

ちなみに二湖が小ループと大ループの合流地点になってて、小ループと大ループでは行き来がダメなようで
簡易的なロープで区切られてた

ちょうどこういう感じ

オホーツク海も割と近いみたいだけど全然わからなかった
午前中に観光船乗ってた時も知床五湖がこのあたりかっていうのはあんまりわからなかったからね

そして一湖

高架木道からだと上から眺める、しかできないけど、地上遊歩道だと間近で見れる

これまた高架木道とは違っていい景色
なかなか見ごたえがあった


高架木道からだとあまりよくわからなかったけど、結構距離があったみたいね

とにかく一湖を高架木道から見たといっても、地上遊歩道からでも見れるなら見るべきだね


という感じで高架木道に戻ってきた

地上遊歩道を見た後は高架木道に戻ってくるから、先に遊歩道行くと決めてるならそっちから行ったほうがいい
とはいえ、今回は来たときは閉鎖中だったから若干時間つぶしの意味はあったけど

高架木道のほうは2回目だからさらっと歩いて帰ろうとしたら…

少し人だかりができてるところがあった
近寄ってみてみると…

シカがいた
一頭だけだったけど


という感じで知床五湖も2時間ほどとしっかり堪能できた
よかったよかった

というあたりで続く。

----------------------------------------

散策記まとめページ
前の記事→散策記126-13

次の記事→散策記126-15

----------------------------------------