有楽町の国際フォーラムにて
このようなイベントが開催されました。
楽しみにして行ったのは
ベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者
坂本光司先生の講演
数か月前に本を読んだ時の感動が再び還ってきました!
日本理化学工業のエピソードでは
話を聞きながら、その情景が鮮明にイメージされます。
50年前
わずか15人の会社で2名の女の子の障害者を初めて採用し
それ以来ずっと障害者の採用を続け
会社として増収増益を続けている
今では従業員の70%が障害者という素晴らしい会社
なぜ採用を決めたのかというと
幸福とは、
①人に愛されること、
②人にほめられること、
③人の役に立つこと、
④人に必要とされることです。
そのうちの②人にほめられることと、③人の役に立つこと、そして④人に必要とされることは、障害者施設では得られないでしょう。
この三つの幸福は、働くことによって得られるのです 。
それを彼女たちに与えたのです。
最初に採用した子は勤続50年を迎えたという事実に涙がこぼれずにはいられなかったという感動的なお話
商売、仕事、会社、企業とは
一体何の目的のために存在しているのかを深く考えさせられます。
一番印象に残った坂本先生の言葉は
「日本で問題なのは、豊かさの貧困である」と。
豊かさ故に大事なモノを見失っているのではないか・・・
何のために我々は仕事をし、生活をし、生きているのだろう。
自分に関わる全ての人々を幸せにしていく
その為に存在しているのだと強く感じました。