カンボジア2日目・3日目 | FirstCutとCutitのブログ

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上野・三ノ輪・駒込・日暮里・浅草橋・神楽坂・入谷・白山
 
それぞれの素敵な街にとけ込むあったかヘアサロン。


街の事、サロンの事、スタッフ同士の事・・・

いろんな事を通じて雰囲気を発信しています☆


2日目・3日目はSAJの孤児院とその子供たちが通う学校へ

プノンペンから車で2~3時間、ポーサット州という場所に



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孤児院に着くと、学校から帰ってきた子が数名、みんな手を合わせて「ただいま」と笑顔で一礼

みんな僕ら一人一人の目の前に立って。


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一人一人あいさつが終わると、すぐにお昼ご飯の時間のよう


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日本の給食とは違い、ライス(おかわり自由)と1品だけ
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ご飯の前にみんなにあいさつ

美容師がこの孤児院を訪れるのは初めてだそう
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子供たちのベッドルーム

けして豪華ではありませんが

ご飯にしろ、寝床にしろ、その辺の貧しい子供たちに比べたらとても優遇されているそう

入る時は、しっかり面接があるそうです

今は約50名の子が共同生活をしていますが、可能な限りこれからもう少し受け入れていく予定だそうで

外では増築の工事が進んでいました

僕らが訪れた時は、子供たちみんな笑顔で楽しそうに過ごしていましたが

もともとはみんな過去に心に傷を負った子達ばかり

入園してすぐの頃はなじめない子も多いそうです
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さて、いよいよカットのスタートです


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楽しそうに見えますが、男の子も女の子も、最初は不安そうでした

美容師が来るのは初めてというのもあったし

特に女の子の場合は、カンボジアでは真っ直ぐなロングヘアーが主流

男の子もほとんどが普通の刈上げ

きっとどんな髪型にされるかドキドキしたことでしょう

それでも、シラミの感染など、長いと衛生的に問題が色々とあるそうで

園のスタッフさんはみんなボウズにして下さいって、、


一人、また一人と切っていくうちにみんな安心した模様

女の子はボブにしたり、やっぱり長めで整えるだけだったり

男の子はほとんどみんなソフトモヒカンに決定!


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この不安そうな顔↓
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最後は笑顔に↓
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孤児院のスタッフさんも
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こんな感じで2日間でだいたい50人以上カットしてきました



子供たちは学校から帰ってきても、みんな補習授業をうけます

その後は、その休み時間のたびに一緒に遊びました



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折り紙を教えてあげたり、日本で作って持っていったカルタでお遊び

(カルタは絵に日本語とクメール語と英語を表示。 僕らもかなり楽しめました)

男の子達はもっぱらボール遊び、その他凧揚げや水風船。

しまいには日本から持っていった水スプレーを水鉄砲がわりに走りまわっていました

終盤、僕らはヘトヘトでしたが、子供たちはずっと元気に遊んでいました


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2日目の最後、日本で作って持って行ったオリジナルTシャツをプレゼント(僕らがずっと着ていたもの)

正面にはアンコールワットの写真を加工したプリント、ベタですが「ありがとう」や「友情」などをクメール語で

左肩には日本とカンボジアの国旗、後ろにはファーストカット×スクールエイドジャパンと書いたデザイン


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3日目もカットしたり遊んだり

孤児院の子が通う学校も見学にいきました

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こちらは学校での給食

汚れたバケツの中に、、、日本では考えられない感じですね

子供たちは登校するとまず給食を食べます

休み時間のたびに食べている子もいました

それには理由があり、そうしないと学校に来ないからだそう

給食がなければ、親は学校なんて行かせず働かせるのだそう
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2日間、子供たちの笑顔を見て思いました、日本の子供たちはこんな表情で笑ってたかなって

みんな各々つらい過去を持ち、きっと孤児院に入ったばかりの頃はふさぎがちだったろうに

それでもここまで元気に生きているのはなぜなんだろう、みんな自分のことを不幸だとは

思っていない気がした。 もちろんここに入る前の生活に比べれば、又は他の世界を知らない

というのももちろんあるかも知れないが。  けして裕福ではないが、普通に勉強できて、ご飯を

食べれて、遊べて、寝れて。 そんな日本人にとってみればごく普通の生活にみんなすごく

幸せを感じて生きている。 

子供たちと出会って、本当の幸せ・豊かさについて考えさせられました




こちらは子供たちの名前・年齢・里親・将来の夢が書いてある掲示板

多くの夢は医者・歌手・エンジニア・警察など

他の世界を知らないため、ここを訪れた人たちの影響も多いそう

いつか美容師なんて、、
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最後のお別れのとき、「将来美容師さんになってみたい?」との質問に対し

10人位手をあげてくれて、うれしかった。 

カンボジアではまだ、美容師という職業の需要はそれほどないかもしれないが

日本、又世界では立派な職業であることを知ってくれただけでも良かったと思った

最後に、次回はもっと斬新な髪型を考えてくると約束し、子供たちとお別れした


今回、結局はボランティアらしいことはそれほどできなかったが、

僕達日本人には想像もできない、全く別の生活を送る子供たちが世界にいるという事を

この目で見ることができた

今までは何も考えずSAJの募金箱にお金を入れていましたが、孤児院の子供たちに出会って

この子たちのために何かできることがあればやっていきたいと思いました

募金に対する思いも変わる気がします



次回は4日目、アンコールワット遺跡!