先週、メグシーのスタッフが今年初ボスボムを作りました。
冬はバスボム入りのお風呂、温まっていいですよね。
バスボムに関してちょっと調べてみました。
炭酸ガス系入浴剤
このタイプは炭酸ガスの血管拡張作用を有効利用したものです。
湯に溶けた炭酸ガスは皮膚から吸収され、
容易に皮下内に入り
、直接血管の筋肉へ働きかけ血管を拡げます。
血管が拡がると末梢血管の抵抗が弱まるので血圧が下がり、
血流量が増えます(図2)。
その結果、
全身の新陳代謝が促進され、
疲れや痛み等が緩和します。
同時に温かい湯に入っているならば
血液が体表面の熱を全身へと運び、
身体の芯まで温まることになります。
なお皮下内に入った炭酸ガスは、
肺から呼吸によって体外へ出されますので、
身体の中に蓄積するようなことはありません。
[日本薬用剤工業会HPより]
レシピ
クエン酸・重曹・コーンスターチ・グリセリン・トレハロース
水・食紅・エッセンシャルオイル・砂糖菓子
バスボムを作るにあたって、
クエン酸と重曹(炭酸水素ナトリウム)を
効率よく反応させたいと思いませんか?
ということで、化学反応式を調べました。
クエン酸 |
+ |
炭酸水素 ナトリウム |
→ |
クエン酸 三ナトリウム |
+ |
水 |
+ |
二酸化炭素 |
CH2-COOH | CH2-COONa | |||||||
| | | | |||||||
HO-C-COOH | + | 3 NaHCO3 | → | HO-C-COONa | + | 3 H2O | + | 3 CO2 |
| | | | |||||||
CH2-COOH | CH2-COONa |
分子数比にすると、
二酸化炭素3を作るのに
クエン酸1と重曹(炭酸水素ナトリウム)3が必要で、
これを重量で表すと43gと57gです。
この割合で配合することにしました。