ゴジラ-1.0 (映画の感想)
公式HP:
監 督 :山崎貴
脚 本 :山崎貴
音 楽 :伊福部昭、佐藤直紀
制 作 :TOHOスタジオ、ROBOT
製 作 :東宝
配 給 :東宝
封切日 :2023年11月3日
上映時間:125分
【あらすじ】
第二次世界大戦末期、神風特攻隊の一人として飛びだった敷島浩一は死への恐怖なのか機体が故障したと偽り、小笠原諸島の大戸島の守備隊基地に逃げ込む。
だが、その日の夜、基地を恐竜の生き残りと思われる謎の生物に襲われるが。ここでも彼は戦いから逃げ、彼と整備兵の橘以外全滅する・・・
・・・やがて戦後、東京に戻って来た敷島が見た世界は、米軍の空襲で焼け野原となった街々と両親や、近所の人々の死と、生き残った人々の焦燥した姿だった。
彼はそんな世界で生きるために歩み始めるが、そんな折、空襲の最中に知らない他人から託された赤ん坊と一生懸命生きる典子と出会い、成り行きとは言え同じ屋根の下で過ごすようになった。仕事も米軍が遺した機雷の撤去と言うあぶない仕事ではあったが良い仲間たちと出会い、生活は順調のように見えたが、彼の中では、戦時中のトラウマが消える事無く彼を苦しめたいた。
そんな折、あの時の恐竜が、地元の人々の言う「ゴジラ」が巨大生物として出現!日本に向かって進軍を始めていた。
その事を知った敷島は葛藤の末、ある決断を下す!それは・・・
・・・こんな感じでしょうか?
【感 想】
多くの映画賞獲得おめでとうございます!
まさか、こんなに大ヒット!特にアメリカで日本映画、歴代2位のヒット作!更にアカデミー賞受賞までになるとは思わなかったですね!
これには脱帽です!
んで、そんな大ヒットした作品の私の感想ですが、面白かったです!
正直、見る前はまったく期待していなかったんですよね。
たぶん、ダメ映画だろうと思い見に行ったので、その反動分も含めて、いい意味で期待を裏切られたので良かったです!
今回の作品はまず「シン・ゴジラ」と同じく、ある意味、1回限りのネタだなと思いました!
時代を遡って第2次世界大戦時の話にするのは、ズルいと言うか舞台作りとしては上手でしたね!ノスタルジーとあの時代だからできるネタを存分に使っているところが良かったですね!
現代が舞台の方が制約が多すぎるかも知れないですからね?(まあ、「ゴジラS.P.」は逆にそれを逆手に取った傑作だとも思っていますが)
絶望から這い上がっていく時代に再び襲い来る恐怖に立ち向かう!
これは盛り上がらないはずが無いですよね!
・・・とは言うものの、世の中がここまで絶賛するほど面白かったかと言われると、面白かったけど、悪い言い方をすれば、朝ドラのようなお涙頂戴ドラマの比率が高かったのと、少々展開に、不自然なご都合主義を感じたもので個人的には絶賛迄はいかないんですよね。
まあ、私の「ゴジラ」に対する思いが歪なので素直でないのが一番の原因ですが(^^;
でも、今回の「ゴジラ-1.0」は、庵野監督の「シン・ゴジラ」は別枠として、日本版新生ゴジラの第1作になったのではと思っています。「ゴジラ FINAL WARS」で一旦幕を閉じた「ゴジラ」が再び始動を開始する。そのきっかけとしては大成功であり、良かったと思います。
できれば次回作はもっとゴジラが大暴れする作品にして欲しいですね!
ちなみに、「ゴジラ FINAL WARS」以降の「ゴジラ」シリーズの個人的な好みの順位は以下の通りです!
第1位 :シン・ゴジラ
※もうこの作品にはやられました!まさか、あんな視点で、しかも、あそこまで
面白く作れるとは思わなかった!また、庵野監督らしく、往年の特撮ファンを
喜ばすツボも心得ていて面白かったです!
第2位 :ゴジラ キング・オブ・モンスターズ
※日本ではあまり評判は良くなかったですが個人的には大好きです!
正しく往年の東宝特撮映画の豪華版を見ているようで楽しかったです!
個人的にはこのパターンが好きなんだなぁ(^^;
第3位 :ゴジラS.P.(アニメ/TVシリーズ)
※ほぼ第2位と同率でこちらも大好きです!ここまで狂気のSFドラマに仕立て
るとは思わなかった!まあ、唯一の欠点は主役の「ゴジラ」が目立っていない
事かな?
圏外 :GODZILLA 怪獣惑星(第一章)
決戦機動増殖都市(第二章)
星を喰う者(最終章)
※特に語りません。ある意味、忘れたいけど忘れられない作品でした・・・
【点 数】
75点
★★★☆☆(★3つ)
あくまで個人的な意見です。
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