女の友情を描いた映画『ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター』が
先行ロードショーの初日を迎え、
舞台挨拶に、黒木瞳、木村多江、真矢みき、栗咲寛子と星田良子監督が登壇。
「ひとみさ~ん!」と客席から黄色い声援で迎えられた黒木は、
初日を迎えた喜 びを満面の笑みで表していた。
黒木と真矢は宝塚時代同期だったが、本作が初共演。
当時は教室の掃除や先輩に叱られるときも一緒だったという。
バレンタインにちなんでチョコの話を 振られ、
真矢は「男役でしたので、たくさんの女性から愛をいただきました」とにっこり。
娘役だった黒木は、当時大のチョコ好きだったことを明かし、
「当時 はご飯がチョコレートだったので、ダンバールで何箱も頂きました」と
懐かしそうに振り返っていた。
本作はおばさんロックバンドを組んで、ワンナイトライブに臨む。
黒木瞳、木村多江、真矢み き、山崎静代の豪華カルテットの配役で、
安楽なハートビート作品。
家庭崩壊、離婚、心身症と各人が抱える悩みが、反骨ロックにのって完全燃焼!
A、星田良子監督の演出は「女もつらいよ」を十分に語って、
おばさんが暴走する心情を察する。
家族への不満を募らせながら、いい女を演じる自縄自縛 で、
皆さんストレスの塊・・・
お約束のバンド解散の危機を乗り越え、終盤のライブに40分の長尺。
ロック史上、最も有名な「スモーク-」のイントロに胸が躍 る。
黒木ボーカルの口パクなどイタさは否めないが、
メンバーが生活苦難の音を重奏する円熟を味わえる。
B、本作の原作は、五十嵐貴久の「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター」
ひょんなことからロック・バンドを結成した悩める女性たちが、
友情 を築きながら輝きを取り戻して行く姿に勇気がもらえる映画。
バンドを組んだ女性たちがディープ・パープルの名曲
「スモーク・オン・ザ・ウォーター」を演奏 するシーンは感動的。
『ウタヒメ 彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター』は、2月18日より全国公開
物語の解釈はいろいろありますが、
拾ってきたAとBの記事の解釈が違い過ぎ!(笑)
でも黒木瞳の歌唱法でロックは考えられませんので、
Aでは本音が、Bではあたりさわりのない文章が味わえました。
これで十分見た気分!