昭和40年代…当時の若者の溜まり場??といえば銀座・新宿・池袋などにあった『JAZZ喫茶』
住まいが中野だったので『新宿ACB(アシベ)』には何度も通いました
出演者の予定を確認してはお金を貯めて仕事帰り一目散でしたね
当時は土曜日も仕事でしたので(途中で半ドンシステムになったでしょうか…午前中のみ仕事)貴重な日曜日
渋谷消防署裏にあった『早川プロ』でエキストラ登録をして8時~4時までアルバイトをしたり
休日のオフィス街(日本橋のぬり彦ビルが殆どでしたが)にビル掃除の仕事など『ACB』に目当ての歌手の歌を聴きに行くために頑張っていましたね
ザ・ピーナツ・坂本 九 ・ジェリー伊藤・スリーファンキーズ・森山加代子・三人娘(園 まり・中尾ミエ・伊東ゆかり)・九重佑三子と田辺靖雄等々数え上げればきりないほど『ナベプロ』全盛期時代のアイドルが続々出演するのですから
JAZZが好きなのは『和製POPS』といわれた愉しい歌の中で過ごしたせいかもしれません
その後『グループ サウンド』に押されるように消えてしまい
最近では『ナツメロ』として登場していますがさすがに乗るに乗れないものがあり観ることはありません
後年『九ちゃん』はソロとしてステージなどで活躍されていましたが1985年飛行機事故で亡くなられました
彼の作品には決して色あせることのないもの多く大好きなものがたくさんあります
なかでも永 六輔作詞・いずみたく作曲『ともだち』という歌は何時聴いても泪が出てきます
懐かしく聴かれる方もいらっしゃるでしょう。お若い方は初めてかもしれません
是非お聴きになってみてください。
そして一緒に歌ってみてください!
私は今でも時折口ずさんでいます
くじけそうになった時・嫌なことがあった時…辛いのは私だけじゃないんだと力づけてもらっています