昨日(土)、以前よりの念願であった『彦根城』に行ってまいりました。

 

大阪駅からは新快速で1時間15分自宅からだと2時間強

チョットした中距離旅行?彦根駅に10時前着-

よくある観光地と違い駅前には観光案内もなく一瞬迷ったのですが

直ぐ傍に交番があり尋ねますと『A2版・両面刷』の立派な彦根観光地図が用意されていて丁寧に教えてくださいました

勿論案内図もくださいました

言われたまま歩いてゆきますと、真正面高い所に『彦根城』が聳え立って見えます

大阪城や姫路城のように豪華さはありませんが見下ろされているという感覚にとらわれました

 

中濠の傍にあった時計台…

 

護国神社(英霊を祀ってあります)の傍にあった時計台ですが文字盤を見ると『干支』になっています

お城の景観を失わない配慮と感じ入りましたが、この彦根の町はそれだけではありませんでした    

それは次のブログで…

 

黒鳥のダンス??

 

中濠に架かる橋の上で鴨の群れを眺めていましたら、スッー!と寄ってきたのが白鳥ならぬ『黒鳥』でした

しばし黒鳥相手におしゃべりをしていましたら突然!大きく羽根を広げて数回パタパタとダンス?を披露してくれました

それとも『餌』の催促だったのでしょうか?

 

彦根城は三層白亜の天主を頂き、二重の濠に囲まれた城郭がほぼ400年前の姿をとどめる天下の名城

初代藩主井伊直正(1601年)~14代藩主井伊直憲(1860年)まで一度も国替えや城攻めもなく、

今なお彦根の象徴として35万石の気高い誇りを雄姿を誇ります。

--観光案内資料より--

 

徳川幕府300年の歴史の中で260年この地で井伊家が藩を護り通せた…徳川家に勝るものがありそうですね

『花の生涯』を読んでみたくなりました…(NHK大河ドラマ見ていませんし原作も読んでいません)

 

二季咲桜
 

彦根に着いたときヒンヤリとして寒いというより冷えるという感覚があったのですが

大阪と比べるとかなり気温が低いようで城郭内は花の気配全くなしだったのですが唯一咲いていたのが『二季咲桜』でした

友好都市である茨城県水戸市から寄贈されたもので 

『冬11月~1月』『春4月~5月』 年2度開花するということですからもう一度チャンスがあります!

 

内濠にかかる橋を渡り黒門(特別に何もありません)を抜けると曲がりくねった坂道を登って行きます

両端にそびえる立派な石垣の合間から見える天主目指してそれほど広くはない西の丸広場に辿り着く

下から眺めた白亜の天主がそこにありました

 

彦根城・天主

勇壮な姿というより石垣とのバランス感覚など素人目に見ても素晴らしいものを感じました。

 

説明書きによりますと…

牛蒡積と呼ばれる石垣の上にそびえるこの天主は京極高次が築いた大津城から移築され

慶長11年(1606年)に完成したといわれていますから直正が初代藩主となって5年後のことです。
全てを回りきったわけではありませんが4時間を経過していました

 

            

西の丸広場から
 

西の丸から眺める琵琶湖です!晴れた日ならどれほどに素晴らしいか…遠くに見える山々は雪化粧をしています

600本の梅も蕾は硬く係りの方に伺いますと、開花がともすると桜とほぼ同時期の時もあるとの事

また愉しみが増えました