たった1人の同僚がラボにやってきて
「聞いて聞いて、信じてくれる?」
と言った瞬間
僕は
「帰って、証言以外の
何か証拠になるものを
持って来て。」と言います。
人間の知覚は完璧ではありません。
認めたくないことではありますが
しかし真実です。
例えば錯視などを考えてみましょう。
すごく面白いものですけれど
あれは「脳のエラー」とでも
呼ぶべき現象です。
ここで知覚にどういったエラーが
起きているのでしょうか。
ちょっと工夫がある絵を見ると
人間の脳は何が起きているのか
理解することはできません。
私達はデータを精査する
器官を持っていません。
だから科学があるんです。
だから機械があるんです。
機械は北枕も気にしませんし
配偶者がこういったと
喧嘩することもありませんし
カフェインの有無も関係ありません。
機械は感情を持たず
データを蓄積しています。
それが存在意義です。
もし宇宙人を見たという事を
納得させたいのなら
目撃証言だけではダメです。
最近では写真もダメです。
PhotoshopにはUFOボタンが
付いているようなものですからね。
別に証言がウソだと
言っているわけではありません。
ただ証言だけでは信じるに足る証拠とは
言えないと主張しているだけです。
これはどんな科学者だって
主張するはずです
だから、空飛ぶ円盤に誘拐されたら
こうしてください。
UFOに誘拐された
あなたは、平らな所に寝かされて
血を採られたり
色々検査されるでしょう。
そうしたら
「ねぇ、あれ見て!」と叫びます
エイリアンがその方向を見たら
その隙に灰皿かなんかを
こっそりポケットに入れてしまいます。
それをラボに持ってきてくれたら
それは有力な証拠です。
銀河を運航する空飛ぶ円盤から
持ってきた物体なんて興味惹かれます。
もし人類が 銀河を自由に
航行できるような
テクノロジーが手に入ったら
UFOや地球外生命体を探す人も
出てくると思います。
いいアイディアです。頑張って。
止めはしません。
でも見つけたら証拠を取ってくるのを
忘れないようにしてください。
趣味で天体観測をしている人は
沢山、空を見上げています。
でも天体観測者によるUFOの目撃証言が
普通の人の証言数より多い
という事はありません。
むしろ天体観測している人の
証言数の方が少ないです。
どうしてでしょうか。
それは、空で起こる自然現象を
きちんと知っているからです。