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1970年平凡パンチより抜粋 ↓


120曲のニューフォークを創った
"日本のボブ・ディラン" 
よしだたくろうクン。まだ無名。 

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平凡パンチ 1970年3月30日号に掲載




1970年 デビュー曲 イメージの詩    

歌:吉田拓郎

作詞:吉田拓郎  作曲:吉田拓郎




浅沼さんの話 (先見の目がすごい!)

このうた、メロディーが斬新です。
よしだクンは、
こういう歌の頂点にいけるんだと思いますね。
 
まず自作自演の強み。
それに声がいいです。R&Bに倒傾していたということで、アフター・ビートがきいています。 

最近クローズアップされはじめた
ニューフォークの歌、といっていいでしょう。
 
私には、ボブ・ディランの先をいっているんじゃないかとさえ思えます。

よしだクンは
コマーシャル・ベースに乗っても
じゅうぶんいけるものを持っていますね」 
 

よしだクンの話。

ボクは別にうたをつくっているって
感じは持ったことないです。

街を歩いてたり、酒を飲んでいたりして
偶然に何かを見つけるんです。

意図しなくても、うたになっちゃう。
こうやってつくるんだ
という方法はなにもないです」
 
 

よしだ・たくろう 広島商科大学四年。

「高校に入った当時は、歌謡曲ふうの曲をつくってました。文化祭で発表したりしてね。
 
大学に入ってからは、ドラムとエレキギターをやった。それでR&Bをうたってた。

それと平行して二年ほど前から
フォークをやったけど
ボクのつくるものはどんなジャンルにも
分類されません。
 
要するに、うたなんです」 
 

浅沼さんの話
「音楽には二つの流れがあります。
一つはマスコミ向けのもので
もう一つは、自分たちで楽しむものだ。

 後者がマスコミ受けしない理由は
リーダーとなる人がいないからです。聞くのではなくプレーする音楽、これは五年前だったらダメだったと思う。
 
日本のレコードは聞く音楽のために買われているのです。売れるレコードというのは、いわばジュリーやショーケン。
 
これ以外のレコードがなかったのですね。

しかし、これからは、仲間でつくって
仲間でプレーするレコードがノシてくるでしょう。
そのトップを切るのが
よしだクンだと思います」 


(要するに 
時代の申し子というのが
吉田拓郎さんだったわけだね)



イメージの詩(1970)

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吉田拓郎のデビュー曲。
発売元はエレックレコード。
エレックから拓郎に無許可で発売された。


この曲が発売されたことによって

拓郎は半ば騙される形ではあったが

歌手デビューを果たした。



元気です。(1972年)

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初のオリコンアルバムチャート1位を獲得

(歌謡曲全盛時代に

当時は画期的なことだったように思う)

ソニー移籍後初のスタジオアルバム。
主に石川鷹彦と作ったシンプルなアルバム。

 

 


ラジオ じゅん先生のPMAでいこう

よしだたくろう特集やります

生放送 4月4日 水曜21時〜22時
再放送 4日9日 日曜 21時〜22時

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4月4日 水曜日 21時〜22時


イメージの詩    歌:吉田拓郎

作詞:吉田拓郎  作曲:吉田拓郎



これこそはと 信じれるものが
この世にあるだろうか
信じるものがあったとしても
信じないそぶり


悲しい涙を流している人は
きれいなものでしょうね
涙をこらえて 笑っている人は
きれいなものでしょうね



男はどうして 女を求めて
さまよっているんだろう
女はどうして 男を求めて
着飾っているんだろう


いいかげんな奴らと 口をあわして
俺は歩いていたい
いいかげんな奴らも 口をあわして
俺と歩くだろう



たたかい続ける人の心を
誰もがわかってるなら
たたかい続ける人の心は
あんなには 燃えないだろう

 


傷つけあうのが こわかった昔は
遠い過去のこと
人には人を傷つける力があったんだろう



吹きぬける風のような
俺の住む世界へ 一度はおいでよ
荒れはてた大地にチッポケな花を一つ
咲かせておこう


俺もきっと君のいる太陽のあるところへ
行ってみるよ
そして きっと言うだろう
来てみて良かった 君がいるから



長い長い坂を登って 後を見てごらん
誰もいないだろう
長い長い坂を下りて 後をみてごらん
皆が上で手をふるさ


きどった仕草がしたかったアンタ

鏡をみてごらん
きどったアンタが映ってるじゃないか
アンタは立派な人さ



空を飛ぶのは鳥に羽があるから
ただそれだけのこと
足があるのに歩かない俺には
羽も生えやしない




激しい激しい恋をしている俺は
いったい誰のもの
自分じゃ言いたいのは
君だけの俺だと 君だけのものなんだよと


裏切りの恋の中で
俺は一人もがいている
はじめから だますつもりでいたのかい
僕の恋人よ



人の命が絶える時が来て
人は何を思う
人の命が生まれる時には
人はただ笑うだけ



古い船には新しい水夫が
乗り込んで行くだろう
古い船を 今 動かせるのは
古い水夫じゃないだろう


なぜなら古い船も 新しい船のように
新しい海へでる
古い水夫は知っているのさ
新しい海のこわさを



いったい
俺たちの魂のふるさとってのは
どこにあるんだろうか
自然に帰れって言うことは
どう言うことなんだろうか


誰かが言ってたぜ
俺は人間として自然に生きているのさ
自然に生きるって わかるなんて
なんて不自然なんだろう

 

孤独をいつの間にか
さびしがりやと感違いして
キザなセリフをならべたてる
そんな自分をみた


悲しい男と悲しい女の
いつもひとりごと
それでもいつかは
いつものように 慰めあっている



 
 

単調なリズムメロデイの中に
すごいメッセージ性を感じた
まだ理解できなかった中学生の僕。



そりゃ〜多感な僕に取っては
衝撃的なものでした😆

僕の青春 吉田拓郎さん。

 
僕の好きなアーティストを
特集できるって幸せだな…

ラジオ 楽しみです。👏  じゅん先生