「GO FOR IT から LET IT BEへ」
やるっきゃない！から あなたのままで
ビートルズのポールが絶頂期の頃
曲作りで悩んでいたとき
マリアの姿をした お母さんが言った
ポール、あなたはもう
充分頑張ってるじゃない。
あなたは あなたのままでいいのよ
そこから名曲「LET IT BE」
が生まれたのだった。
僕の一番の出来事 45歳の時
可愛がってくれた最愛の姉が亡くなる・・
病床で意識もうろうの中
姉が語ってくれた言葉が
僕の人生を築きあげてくれた。
「もうコンテストに出るのやめなさい」
僕は17年間もコンテストに出続けていた。
「優勝狙ってないなら もう出るのやめなさい」
この後、4日も寝たきりになり
姉は天国へ逝きました
それが最後の言葉でした…
結局 姉が何を言いたかったかというと
勝ち負けのあるコンテストは
優勝狙っていってこそ練習もするし
妥協しないで前進する。
ただ出るだけなら妥協しまくりだ
結果優勝しなくてもいいから
優勝狙って参加しないと
自分の本当の実力が開花しないよ
くしくも 姉が言いました
「それは、じゅんさんが
一番知ってるんじゃないの？」
確かに 確かにそうでした
過去16回の優勝してる僕が
一番知っていました！
僕は思い出しました・・
過去の１６回に優勝も
最初から優勝すると決まってはいなかった
「絶対優勝するぞ！」
だけで何回も挑戦した結果
優勝もあれば ダメな時もあった・・・
だから いつか優勝するまで出るぞ！
と決めた以上「優勝」の二文字しか
見てはいけなかったのだ
できるかできないか、わからないものを
挑戦するって難しい。
できれば苦労はしたくないし
何度も失敗はしたくはない。
しかし違うんだ
失敗もそれなりの成果なんだ！
失敗の中にこそ
より大切なものがあるんだ
姉が言いたかった事、 それは
「失敗を恐れるな！」
「やりぬけ！」 ということでした
姉はその4日後に 亡くなりました
姉のおかげで 僕は
なんと奇跡ですが18年がかり46歳で
全日本ヴィダルサスーン
カットコンテスト
24代目のチャンピオンを
姉の存在は
まるで人生の師匠でもありました。
物語のような真実のお話です
今、現在は やらなければならない
という、執着から解き放たれて
GO FOR IT から LET IT BEへ
やるっきゃない👉あなたのままで
だから LIFE
人生は、いくつもの道に別れなきゃ
いけない時がある。
どの道も 間違ってはいなかったのだ。
姉に愛と感謝を込めて
弟 川根順史より