こんなこと初めて知った。セミ君、ガンバだ。

『 蝉 』
ある日七年間の眠りからさめてセミの幼虫が
土の中から顔をだしたずーと雨の日が続いた夏 

土も水をしっかりすい込みセミの体は泥だらけ顔も体も泥だらけ 
小さな小さな体が泥だらけ 
目覚めた体を、一生懸命動かし孵化する木を探して歩く

何も考えずわき目もふらず 障害物もものともせず
ただただ木をさがす。一生懸命、木をさがす  
見ている私に感動を与えながら・・・
一生懸命、木をさがす その動きの早さ、健気さ

ひっくりかえったり石の間にはまったりしながら木をさがす
わき目もふらずに木をさがす
木がみつかるとどんどん登っていった
孵化する場所を見つけ登っていった  

一枚のたよりなさそうな葉っぱがセミの幼虫をしっかり抱え込む
セミの重さに耐えて包こむ・・・
たよりなさそうな葉っぱでも役に立てて嬉しいなという様子

私の目の前で蝉の背中が割れ白い大きな羽根が現われた

$札幌じゅん先生のPMAでいこう~!


ジッという鳴き声とともに嬉しそうに広い世界に飛び立っていった
七年間の眠りからさめ飛び立っていった

抜け殻をそっと手に取ってみる
抜け殻は、たよりなさそうな葉っぱにしっかりとくっついて離れない
離そうとしても離れない 自然の不思議

「 蝉 金子宗子」