2021年9月25

 

GSX-R1000 K7のフロントホイールベアリング

リアホイールベアリング ハブベアリングの交換をしました

59875キロ

2021年後半戦に向けて整備した際に異音というまででもないのですが

少しリアホイールに違和感を感じたのでベアリングを交換することにしました

 

まず最初にハブのベアリングを抜きます。コーケンの32mmの

ソケットをハブの裏側からベアリング側に差し込みます

 

ソケットを金づちで叩くとベアリングとオイルシールが外れます

 

次にリアホイールのベアリングを抜きます

ホイールの下側には古タイヤを入れておきます

車載工具のスパナがあったのでプーラーの支えにしました

 

品番はこちらのパーツリストから調べ価格はウェビックで調べました

 

09284-37001 リアホイールオイルシール 1個 (37X52X8) ¥440

09262-28043 リアホイールベアリング (28X52X12) 2個必要 1個¥1,001

09285-39001 リアハブオイルシール (39X65X7) 1個 ¥550

09262-32007 リアハブベアリング (32X65X17) 1個 ¥1,760

 

今回汎用品のベアリングをミスミさんで買いました

ハブベアリングB62-32DDU 1023円税込み

リアホイールベアリングB60-28DDU  1個506円税込み

純正は片シールタイプですがネットで買ったのは

両面シールタイプで接触ゴムシール型です

非接触ゴムシール型の方が抵抗が少ないのですが

価格が安かったのでこちらにしました

 

工具箱に入っていた車載工具のレンチを当てがって

ハブダンパーのツラまでベアリングを打ち込みました

 

ベアリングの外径とハブのカラーの外枠の径は同じなので

カラーを抜いた状態でハブをホイールにセットし木を

ハブに当てがって金づちで叩いてベアリングを奥まで入れます

 

だいたい奥まで入ったらOKです

 

リアキャリパー側はベアリングがツラまで入ったら

その先はアクスルシャフトにカラーを入れてアクスルに

当てをしアクスルを叩いてベアリングを打ち込みました

(正しくない方法だと思うけど)

 

オイルシールはリップも大丈夫そうなので再利用します

 

次はハブにベアリングを入れます

 

ハブの面までベアリングを入れたら、その先は

アクスルシャフトにカラーを入れて叩きこみました

(これも正しい方法ではないと思うけど)

 

ハブのオイルシールが少し歪んでしまいましたが

とりあえず修正してハブにはめ込みました

 

リアホイールとフロントホイールのベアリングどちらとも

手持ちのベアリングプーラーの25m/m~29m/mの

一番大きいチャックを使ってベアリングを外すのですが

リアのベアリングは内径28mmでスカスカなのですが

フロントのベアリングの内径は25mmと3ミリ小さく

チャックが、そのままだとフロントのベアリングに

セット出来ないのでプライヤーでチャックをすぼめて

フロントホイールのベアリングにセットしました

 

フロントはゲタを履かせないとベアリングを抜き取れません

ゲタは必ずオイルシールより外側に掛けます

 

09285-32004フロントホイールオイルシール (32X52X7) 2個必要 1個 ¥407

09262-25061フロントホイールベアリング (25X52X15) 2個必要 1個 ¥1,375

 

今回買った汎用品のベアリング

フロントホイールベアリングB6205VV  1個 374円税込み

こちらのベアリングは両面シール型で非接触ゴムシールなので

抵抗が少なく転がりがスムーズです。しかも汎用品なので激安

 

車体右側アクセル側のベアリングを抜くとディスタンスカラーの

蓋がありました。なのでフロントホイールに関しては

ベアリングを打ち込む際、車体左側クラッチレバー側の

ベアリングを打ち込んでからディスタンスカラーを入れ

車体右側アクセル側のベアリングを打ち込む手順となります

 

フロントのオイルシールも再利用します

 

その後

 

惰性で走ってみると転がりが明らかに良くなっています

けっこう先の信号が赤になったらギアをニュートラルにして

走ったりするのですが、そのとき違いを凄く感じます

交換前だったら赤信号まで辿り着かない事が殆どでしたが

交換後は赤信号の手前でブレーキを掛けないと信号で止まれません

今回フロントは非接触ゴムシールベアリングでリアは

接触ゴムシールベアリングの組み合わせなので前後とも

非接触ゴムシールベアリングにするともっと

転がりが良くなると思います。それと跨ったまま

バイクをバックさせたりする時も軽さを感じます