2019年7月12日
 
NSR250R MC18 カセットミッションを組み上げました
 
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シフトドラムとドラムシフタは外さずパーツクリーナーで
念入りに汚れを落としました。その後セットプレートを
ブロックとゴム片の上に置きベアリングを打ち込みます
 
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セットプレートの表面はボルトやら突起物があるので
プレートが水平になるように慎重に位置決めをします
 
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最初に写真左側のカウンターシャフト側のベアリングを
打ち込みます。32mmのソケットがぴったりでした
 
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右)メインシャフトのベアリング91021-KV3-701税込864円
左)ミスミさんで互換品のNSK 6205を購入 税込295円
純正パーツと互換品では価格に倍以上の開きがあります
純正のベアリングを互換品にあてがって打ち込みました
 
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メインシャフトのベアリングを押さえるプレートの
ボルトはネジロックを塗れとサービスマニュアルに
書いてあるのでM6×1.0ピッチのタップでネジ穴を
さらいました。サービスマニュアルだとボルトは
新品交換ですが再利用するためM6×1.0ピッチの
ダイスでボルトのネジを切りなおしました
 
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先人の方々はメインシャフトにベアリングを
打ち込んでからセットプレートにメインシャフトギアと
カウンターシャフトギアを打ち込んでましたが
サービスマニュアルだとMC16(G)はメインシャフトに
ベアリングを打ち込んでからとなってますが
MC18(J)はセットプレートに各々のベアリングを打ち
込んでからメインシャフトギアとカウンターシャフトギアを
打ち込めとあるので、その通りにしました。メイン
シャフトのベアリングが収まるところはテーパー状に
なっているので最初はプラハンで叩いてギア同士が
ぶつからないように気をつけながら1/4程度メイン
シャフトがベアリングに入ったらシャフトの頭に木片を
あてがってからカナヅチでシャフトを打ち込みました
 
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メインシャフトギアはバラしましたがカウンターシャフトギアは
見る限り問題が無さそうだったのでパーツクリーナーで
念入りに汚れを落としただけでバラしませんでした。よって
交換した部品はセットプレートのベアリング2個とメインシャフトの
サークリップ1個だけ、ひしゃげてしまったので交換しました
サークリップ 90601-107-000 税込194円 ベアリング2個540円
ということでカセットミッション手抜きオーバーホールでした
 
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作業の手順に関してましては下記の方々のページを
参考にさせて頂きました。先人の方々の苦労に感謝いたします
 
 
 
 
また、カセットミッションまでのアクセスにつきましては
下記の方々の動画が参考になると思います
 
D.I.Y.オヤジチャンネルさん