平成28年8月23日~25日
 
オークションで買ったNSR250R MC18 88モデル用のPGMを交換し
無事にエンジンが復活したと思ったら今度はRCバルブが
動かなくなってしまいました。PGM交換当初、RCバルブは
動いていたのですが試走を繰り返すうちに稼働しなくなって
しまいました。ネットで色々調べてみると排気デバイス側の
固着によりRCバルブモーターやコントロールユニットが
壊れてしまう事例が多いようですが、自身の場合は直近まで
RCバルブは動いていたので排気デバイスの固着は無いと…。
すると次はRCバルブモーターやRCバルブコントロールユニット
RCバルブコントロールサブユニット診断と頭が痛い故障が、
考えられるのですが、もっと他の軽微な原因が元で動かなく
なってしまう症例は無いかと調べてみたら接続端子の接触不良に
よりRCバルブが動かなくなってしまう事例が報告されていたので
お金を掛けずに手軽に出来る作業なので早速、メインハーネスに
接続されている接続カプラー全てにCRCを吹きかけて接触の回復を
祈り試走してみました。結果は…、やっぱり動かず…。はぁ~…。
もう家帰って寝よ…。そして、その夜… ベットに横になりながら
ふと思いました。もしかしてバッテリーの端子を外したらリセット
されるんじゃないだろうか?。明日、ためしてみよ。と眠りに
つきました。そして翌日、朝一でシート下にあるバッテリーの端子を
一旦取り外し再び元の位置に取り付けました。仕事が終ってから
試走してみると、どうした事か今度は低速がスカスカでスタートが
まともに出来ません。3000回転以上エンジンが回れば上まで
吹け上がるのですが、とにかく低速がダメダメで信号待ちで
先頭に出ようものなら、シグナルチェンジと共に後ろの車に
突っつかれる始末…。どうなってるのかとパーキングにバイクを
止めてLEDライトでRCバルブを見てみるとプーリーがHI側で止まって
ました。取りあえずエンジンを止め手動でプーリーをLow側に戻し
再度エンジンを掛けてみるとアイドリングではLowのままですが
回転を上げるとプーリーはHI側に動き、そのまま止まってしまい
Low側に戻らなくなってました。何度、エンジン停止後プーリーを
ロー側に戻しても回転を上げるとハイ側に移動し元に戻らなくなる…。
再びRCバルブ迷路に迷い込んでしまいました。ネットの報告では
RCバルブのサブコンを取っ払いハイ側で固定してしまうという
荒技を使ってる人もいるようですが、都内の信号地獄を走る事を
考えると、あの低速スカスカ状態は辛い。という事で他の情報は
ないかと目を皿にして探してみると、ある方のホームページで
初耳な情報を得ました。その方もNSR250R '88モデルに乗っていて
RCバルブが動いたり止まったりを繰り返していたらしいのですが
止まった時の対処法としてタコメーターの接続カプラーを抜き差し
するとRCバルブが復活する旨の書き込みをされていました。最初
見た時は、そんなアホな~と思いましたが溺れる者は藁をも掴むで
早速試してみました。すると、どうしたことか今までHI側で止まっていた
RCバルブのモーターがウィ~~ンと元の位置に戻りました
うそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
マジぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
そんなことあるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
その後、何回か試走を繰り返した結果RCバルブ復活と相成りました。
めでたしめでたし。明日は試走ツーリングだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
 
イメージ 1
このメーター右側にある接続カプラーを外しCRCを吹き付けました
最終的に、これが効きました
 
イメージ 2
NSR号復活!。要点をまとめると
NSR250R MC18 '88モデルの今まで動いていたRCバルブが動かなくなったら
① メインハーネス、メーター周りのカプラー、RCバルブモーターカプラに注油する
② バッテリーの端子を一度外して電気系をリセットしてみる
以上の事は、お金を掛けずに簡単に出来るので試してみる価値はありそうです