最近、テレビのニュースや情報番組を見ていると、政治家による問題が
1ヵ月の半分は出ているように感じる。
それほど政治家のレベルが下がり、政治家は楽に稼げる商売になっている。
さて毎週、色々な社会問題を取り上げているBS-TBSの『噂の東京マガジン』。
今、全国でアリーナ建設ラッシュが問題となっている、という話を取り上げていた。
日本は少子化が進み、それにつれて税収入も減っていく。
誰もが分かっている事。
にも関わらず、税金を使ってアリーナ建設が全国で行われている。
いわゆる「ハコモノ行政」の復活。
頭の軽い政治家は、、、
新しい建物を作れば人の流れが出来て経済効果が見込める、と考える。
ただし、これは表向きの目的で、実際は、、、
建設工事は多額の工事費が必要となる。当然、業者からのバックも多い。
建設業者も慣れたもので、政治家や役人を取り込むのはお手の物。
現時点で、既に日本は公共建設物が多い。
国の庁舎、県や市町村の庁舎、地方自治体所有の体育館、公民館、学校などなど、
それに加えて道路、橋、下水道、ダム、電柱、共同溝などなど、
公にはなっていないが、それら公共建設物を維持、補修する為に膨大な費用がかかる。
オリンピックの時も、終了後の利用と維持についての議論があった。
しかし、結局は頭の軽い政治家の一存で新しい建物を作った。
地方にアリーナを作るなら、本来は細かく利用頻度や経済効果、その後の維持費を検討するべき。
しかし、構想が持ち上がると『大きな金』に群がる政治家、企業によって全て都合の良い方向に話が進む。
そして、完成後には
「地元の商店には何の効果も無い」
「県外からの人や車に迷惑している」
「もともと税収入が少ないのに、維持費に金がかかって大変だ」
という声が聞こえる。
真剣に国民一人一人が将来を考えて、まともな政治家を選出しないと大変な事になる。
(すでに大変だが・・・)