ガッチリ3回目のブログです。DC5が一日で結構進んだので写真がたくさんあります。
床はストリームと同様中央ブロックと左右のBOXにわかれます。
いつも同じ設計ですね?と言われるかもしれませんが、優れた設計でよい結果が得られやすい構造なのでこの構造は重宝します。
実際にウーファーリングをあてがって床を3分割する、分割ラインの位置を決めます。
中央ブロックが太すぎても格好悪く、細すぎても物足りない。
また、ウーファーのレイアウトが自然になるように位置を決めないといけません。
中央ブロックにはセンターラインを書いておきます。
もともとの床のセンターラインと合わせれば位置決めは簡単ですね。
より精度を高めるためにここでもレーザーを使用します。
センターを出した状態で固定します。
これで全体の位置決めはほぼ終わったようなものです。
この板の位置を基準にしていろいろな物の位置が決まりますが、しっかり位置を決めなければならないのはここまでです。
もちろん他の部分も気を使いますけどね。
縦のMDFを作ります。
まずは想定するラインより少し大きめにカットしたMDFをあてがいます。
そしてその状態でラインを考えていきます。
その時に微妙に内張りにあわない場所が出てきますが、ここで合わせてしまいます。
合わせること自体は2分くらいでできてしまいますが、ここを合わせずにパテでごまかそうとしたら10分ではききません。
本当にちょっとしたところですが、気を使うと仕上がりだけでなくスピードも上げることが出来ます。
のちに考えている構造も考え、ラインを決定します。
この辺はフィーリングによるものもあります。
このようにカット出来ました。
この辺のラインがうまくいくとトランクも格好よくいきやすいですね。
この時点でMDFを三枚重ねで成形していきます。
ウーファーBOX用の18mm、中央ブロック用の12mm、そして間に挟むアクリル用の5.5mmMDFをここで重ねて成形し、ボール盤でビス用の穴を開けておきます。
すると重ね方が変わってもビスでとめれば同じ位置に固定できます。
手でドリルで開けるとちょっとでも斜めになれば位置がずれてしまいます。
ボール盤大活躍です。
5.5mmはアクリルのテンプレートなのですが、表面にちょっと出っ張った形にしたいので表面は段つきのビットでルーターをかけて均等に出っ張らせます。
表面以外はフラットに落とすのでストレートビットで落としておきます。
ということで3枚のMDFが出来ました。
今回はこの辺の構造が新しい設計になっているのですが、非常にうまくいきそうです。
5.5mm盤のみ段つきになっているのがお分かりだと思いますが、両端は曲面に添うように斜めに成形しておきましょう。
比較的面倒くさいことをしているようですが、ここでしっかり設計しておくと後が楽になります。
最近のカスタム三昧でかなり作り方が洗練されてきた気がします。
しかしながらより高度に精度よく、なにより格好のいいカスタムが出来るようにがんばりましょう。
それではまた!











