今日は入学式を終えて午後から出社。
遅れた分はガンガン作業しなければなりません。
プラドのリアハッチウーファーは途中写真もなく、いきなりレザーが貼り終わってしまいました・・・。
強度と形を両立すべくこの形になりましたが、ウーファーが入らないと視覚的に出っ張りがあるように見えます。
これがウーファーを入れるとどうなるのでしょうか?
ちなみにこれを一枚で貼るのは思ったより厄介です。
でも結構綺麗に貼れたのでよしとしましょう。
上段の純正の出っ張りは純正の形ではありません。
ちゃんと成形して純正のように見える形に作り直しています。
いいですね!やったことがわからないというのは。
まあ、ここでアピールしてしまうところが格好良くなりきれないところです。
そして完成です!
なんかアメリカンな感じです。
レザーの陰影とか純正にはないイメージがいい感じになりました。
デザインは機能性を持たせています。
両サイドのラインは強度を高める板にデザイン性を持たせています。
またその上下のラインをつなぐ左右平面部はアールがかっており、平らにしないことで厚ぼったくない感じを出しています。
上面はさきほどアピールした通り、純正の形をウーファーの出っ張りに合わせるべく成形したものです。
計算外だったのは下のほうが全く出っ張りをゆるないことです。
3rdシートの格納のため床が高くなっており、この部分は一切の出っ張りはゆるされないのにウーファーボックスの下面はより出っ張っているという難しい難関でした。
形を作るだけならどうにでもなるのですが、レザーを張るのが難しいのと形がいびつになります。
レザーを貼るのが難しいのは努力でどうにかしましたが、形がいびつなのはこの下にLEDを入れることによってあえて間接照明を設け、段差にむりやり意味があるようにしてしましました。
シンプルな作業ですが、シンプルであってもいろいろ考えるものです・・・。
そしてプリウス。
ピラーがほぼ完成しました。
中のアルミ板はちょっと考えるところがあって後回しですが、ほぼ完成ですね。
新型ピラーツィーターリングですが、出来が良かったのか最近ピラーツィーターをやっていただいた常連様にずるいと言われました。
カスタムは後だしじゃんけんというか、進化しない見せというのもアレなので勘弁してくださいね・・・。
ちなみにこのアルミリング加工。通常のリングツィーターより15,750円アップで承ります。
ちょっと作るのが危険で大変なので値段は勘弁してくださいね。
ストレートピラーでリングツィーターでアルミリングの場合は63,000円+15,750円です。
ちょっと高いかもしれませんが質感には自信があります。
一度見てから決めていただいても結構ですので興味のある方はお問い合わせくださいね。
そして今日はこちらを御覧に入れましょう。
エダ君をして、「NACKSじゃない」とまで言わしめたプリウスのドアです。
ちなみにNACKSじゃないという意味は今までのNACKSの質感ではないという意味だと思います。
お世話になっている業者さんに生地を作っていただきました。
それがこれ!正直なところ自分がやりたくてしょうがなかった特殊キルト加工をしたスェード生地です。
ブラックのスェードにグレージュのキルトがありますが、このグレージュ部分、すさまじく面倒くさい作り方をしているそうです。
なんせ一枚のスェードがこういうキルトになっているわけですからね・・・。
さらにブラックのスェードはパンチング処理され、中にもう一枚グレージュのスェードを入れることによってツートンながら複雑なデザインになっています。
そしてカーボンドアノブ。
チリも結構綺麗にいきました。
レザーも綺麗に貼れたので、このドアかなり満足です。
レザーと特殊キルト生地のつながりも自然に出来たのではないかと思います。
さすがに本職さんのようにはいきませんが、初めてにしてはまあまあだと思います。
ちなみにこの特殊キルトは貼るのが相当難しいというか恐ろしく気を使います・・・。
失敗したら終了です・・・。金額的にも納期的にもなので精神的プレッシャーがすさまじい・・・。
そんなこんなでここまで来ました。いかがでしょうか、S社長?
もっとうまくなって評判を落とさないようにしますので今後ともご指導よろしくお願いいたします。
しかしもともとのメインであったドア下回りはまだなにもはまっていません。
なのにこの質感。
完成したらどうなってしまうのでしょう・・・?
完全にクオリティーが以前よりあがりました。
いろいろなことにトライして成長している感じが実感できますね。
ただ、ここまで来るともともとの木目とのマッチングに悩みがでてきます。
上を見たらきりがないのですが、上手くいったらよくがでるというか悩みはいつもつきないですね。
それにしてもこのプリウス、完成したら本当にすごい質感になりそうで、我ながら傑作の予感です。
がんばってさらなるクオリティーを求めていきましょう。
それではまた!









