このような情勢の中、お問い合わせのお電話を何軒かいただきました。
とてもありがたいことです。ご来店された際には最大限よい商談をさせていただきたいと思います。
そんななかプリウス作業中に新しいピラーツィーターリングのアイデアがひらめきました。
プリウスで早速採用してみようと思います。
新しいアイデアが浮かぶのはインストーラーとしては快感なのです・・・。
さて、現状はだいぶ先まで行ってしまいましたプリウストランクワーク。
出来る限りご紹介してきましょう。
前回のブログでご紹介したパーツはこのように接着されます。
スェードが貼りやすいように、デザインに破綻がないように考えたこのパーツ。
この状態ではラインの基準となるパーツになります。
これを基準にパテ盛りなどするとラインが左右対称になります。
このようにMDFを段々にして接着し、ベルトサンダーでならしてパテ盛り、成形をすると比較的簡単になだらかなデザインされた曲線を作ることが可能です。
最近の夜のNACKSです。
照明は必要最低限、看板も消して、事務所の電気も消してしまいます。
外から見たら完全に閉まっておりますが、7時までは確実に店はやっておりますので御用の方はいるかどうか電話でご確認くださいね。
アンプの奥にパネルワークを施します。
自分としてはいつもの手法なのですが、手の込んだデザインをするときには自分にはなくてはならない手法です。
といってもいつも少しづつマイナーチェンジを繰り返しています。
今回のパネルもまた一つ進化しております。
この写真ではデザインを書いていますね。
左右対称なのでまず左側のみでデザインをし、反転させて全体のパネルを作ります。
まあ、いつもご紹介しておりますので、今回は製作過程は省かせていただきます。
中に入れるパネルが今回新しく考えた手法になります。
自分が考えたつもりでも他のお店さんではとっくにやっているかもしれませんが、自分なりにやってみました。
次回のブログ辺りにはご紹介できると思います。
パネル、パネル、パネルです。
もう、本当に手慣れてきました。
いつもと同じようなラインになってきていますが、このプリウスのレイアウトに対してのワンオフです。
違う車の複製というのはまったくやったことがありません。
その車で最適のラインはほかの車のラインとは違いますからね。
いつも最初から作っています。
今回の場合アンプによって見えない部分を避け、ウーファーがあるところはウーファーの円がちゃんと見えるようにレイアウトされているのです。
接着しました。
このようにレイアウトされます。
アンプの逃げとウーファーへのつながりが確保されているのがお分かりだと思います。
この位置で見るとアンプの配線隠しのパネルがちゃんと見えているのがわかると思います。
ブログを毎回見ていただいている方はわかると思うのですが、上にはまるパネルは一度開口部が小さいのが気に入らなかったので開口部を広げなおした経緯がありますが、この位置から見ると配線隠しのパネルがやりなおさなければしっかり見えなかったのがわかると思います。
横から見るとこんな感じ。
今日のブログの最初にあった手前のラインパネルはここから見ないとよくわからないのですが、この角度から見られても破綻がないようにあまり見えないところもちゃんとやります。
本当に見えないところだけちょっとだけ手を抜くのです。
見えないところに無駄に手間をかけるくらいなら表に手をかけます。
と言っても、雑に作られたものから見ればちゃんと作っているつもりではありますけどね・・・。
どこまでが雑でどこからが丁寧なのかはインストーラーによって違うと思いますが、自分がどの程度のレベルなのかは自分ではわからないのが何とも言えないところです。
これは自分ではなく見ていただく方に判断していただくしかないですね・・・。
表面のパネルをはずします。
こんな感じでパネルはただ接着してこの位置をキープしているだけです。
ここから補強をいれて造形です。
ここでMDFを入れてパネルがちゃんと固定され、さらにラインが出来るように考えて埋めていきます。
パネルワークの左右はちょっとラインがでるようにMDFを入れたりといろいろ細かいこともやっていきます。
パテを盛る前にあんまりパテが付いてほしくないところにテープを貼ります。
面倒くさいようですが、パテがついて砥ぐのも面倒だし、砥いでいるときにラインが微妙に変わったりするのがいやなので貼ります。
そしてパテ盛り、砥ぎです。
パネルワークの上のほうはあんまり見えません。
なので造形にはこだわりませんがラインに破綻がないようにちゃんと成形はします。
正直ちょっと意地悪い人が奥を覗いたときにちゃんと作ってあればその人が驚くかもしれません。
その時はしてやったりなわけです。ひねくれてますかね・・・。
2度目は仕上げパテを入れています。
ラインは整っていなかったのですが、ほんの少しの狂いだったので2度目から仕上げパテで行っています。
このパテ、明るい黄色でなんかちょっと格好良く見えますね。
砥ぎます。
しかしほんのちょっとパテ足らずなところが・・・。
スェード貼るからわからないっちゃあわからないのですが、気になってしまいます・・・・。
結局盛ってしまいました。3回目です。
パネルとパネル、パネルと平面をつなぐラインはあくまで自然でなくてはなりません。
少しでもへこみなどあるとぱっと見たときの綺麗さが違うと思っています。
なのでやはり面倒くさくても修正です。
反対から写したところです。
アンプ配線隠しパネルとその間の造形がよくお分かりだと思います。
こうして見ると結構手間がかかっているなと、自分でちょっと感心してしまいますね。
これで作業が早ければいうことありませんが・・・。
パネル側にもちょっとした加工をしました。
上の部分が間が空きすぎていて何か気に入らなかったのでパネル化しました。
ここにも結局アレが入るわけです。
材料代が・・・・。
造形は終了したのでアクリルパネルを作ります。
当初アンプの下に左右に作るつもりでしたが、何を思ったか左右をつないでしまうことにしました。
ビビり防止とウーファー部分のデザイン力アップです。
そもそもアンプの下にアクリルなんて引く意味あるのか?というくらい凝縮された感じになってきたのですが、狭いスペースでどれだけいろいろなことを演出できるかもテーマだったのでここは手をかけてみましょう。
アンプの下に四角いアクリル。
ウーファーの上に円のリング。
これらを合成します。
写真をあまりとっていませんでした!
横長の四角MDFに厳密に位置取りをしたリングを固定。
この状態でアクリルに転写すれば外形はアンプのしたとリングが合成された形になります。
アンプの下に穴を開けてLEDのスペースを作るのですが、リングの上下の部分に光りを飛ばしたいために右側のように四角ではなく斜めのラインが入ります。
この斜めのラインはリングの上下の部分をストレートにLEDの光りが飛ぶようにこのような形になっています。
そうしてできたリングをはめてみると真ん中のパネルとその周りのラインのところに何とも言えないクリアランスではまりました。
当たっていそうで当たっていない。
こんな言葉が自分は結構好きです。
アクリルの全体像がわかる写真がなくてごめんなさい・・・。
もっと頑張って書こうと思いましたが、睡魔には勝てそうにありません・・・。
輪番停電中でもNACKSは営業をしております。入口が暗くても営業をしております。
でも、6時から停電の場合にはかえってしまうかもしれません。
もしNACKSにこんな時に行ってみようという素晴らしい方がいらっしゃるのであれば、お手数ですがお電話いただいてからご来店していただければ間違いないと思います。
初めてきていただく方には接客を出来る限りしないようにしております。
まずはNACKSがどういうことをやっているか、どんな雰囲気なのかを見ていただきたいので最初は遊びに来ていただく感じで来ていただければと思います。
そこでやりたいことを言っていただいて商談させていただく分にはもちろん大歓迎ですが、まずは任せるべきお店なのかどうかを判断していただければと思います。
あんまり自分に自信のあるタイプではありませんが、今までのお客様を拝見している限りはなかなか斬新なことをやっているショップと見ていただいているようです。
本当かどうかはお客様で判断してください。
ご来店お待ちしております。
それではまた!