今日は初めて営業中に停電が起きました。
今日は寒く、また停電が終わったのが6時くらいだったので暗く、電気と言うものの素晴らしさをいやというほど理解できました。
これも電気を作る電力会社さんが素晴らしい設備を整えてくれたから当たり前のように使えていたわけです。
なくなって初めてわかるありがたみ。原子力発電所の問題で大変ですが、あれだけの大地震で即問題が起きなかっただけでもいいのかもしれません。
電気もそうですし、ガソリン、食べ物、ガス、水道などいろいろな人の努力によって快適な生活は支えられているのだと再確認する今日この頃です。
これを機になんとなく過ごしてきた生活を見直さなければいけないと思いましたね。
ということで仕事は変わらずこだわって行きましょう。
さて、昨日のブログの状態です。
ここからがカスタムトランクの真骨頂となる部分になっていきます。
と、その前に追加オーダーをいただいたリアドアも成形終了まであと少し。
パネルはオーダーに入っていませんでしたが、フロントがあれなのにリアがスピーカー周りだけではいけません。
勝手にやってしまいました・・・。お任せされていますので・・・。
さて、アンプボックスの上にかぶさるパネルを作成します。
デザインはなんともいつもの自分のデザインです。
まあ、気に入っているデザインが毎回似てくるのはいいと思ってやっているので仕方ないですかね・・・。
でも、その車に合わせてすべてデザインは微妙に違いますよ。
まずは全体的にパネル開口部のイメージを書き、決まったら4分の1にして左右上下対称にするために4分の1だけのテンプレートを作成します。
こんな風に書いて中部分を切り取り、成形したのちに4分の1ずつ上下左右にあてがってルーターで落とせば上下左右対称のパネルが出来ます。
このやり方はオスメス型を作成するときには使えません。
上下左右にテンプレートを移動すると微妙にずれるからです。
もしオスメス型を作る場合はオス型を4分の1にして上下左右でルーターを当てて、メス型はマーキングしてすべてをフリーハンドで落とさなければなりません。
今回は開口部のみなのでこの方法でOKです。
ということで出来たのですが、開口部が狭い。
特に手前側は何か作っても真上から見ないとさっぱりわからないくらいの開口部にしかなりません。
気に入らないので修正します。
これが修正前です。
手前側の厚みを見ておいてください。
これが修正後です。
ほんの少しの違いかもしれませんが、これが後から効いてきます。
大きくなった分ラインも微妙に変えています。
ちなみに4分の1づつルーターで落としていくと合わせ目はこのようになります。
少し残してペーパーで平らにするといいと思います。
削りすぎると修正がかなり難しくなります・・・。
このようになります。
ペーパーで簡単に修正可能ですね。
写真の角度が変わってしまったのであんまり変わっていないように見えますが、手前側の中が見えやすくなりました。
せっかく考えていることがあんまり見えないのは残念ですからね。
ではその手前側のパーツを作成していきましょう。
ここはアンプの配線を隠すために上底になる部分です。
しかしここでもパネルを作ります・・・。
オスメス型を作ります。
この辺はかなりご紹介しましたね。
組んでいくとこんな感じになります。
どうつかうのでしょうか?
それはこのように使います。
ぴったりくっつけるのではなく、ちょっとだけ配線を見せます。
これはオーディオテクニカ新製品のRCAやちょっとグレードの高いスピーカー線などが全く見えないのではつまらないということでチラ見せです。
両サイドに配線隠しを配置しましたが真ん中はかなり段つきになってしまいました。
これでは見た目も生地貼りも問題ありです。
ラインを作りましょう。
こんなようなパネルを作ってみたのですが、どんな感じになるのでしょうか?
今日は猛烈に眠いのでこの辺で・・・。
オーナー様がブログをそのためだけにパソコンを買っていただくほど楽しみにされているので出来る限り毎日続けていきたいと思います。
それではまた!