「原価を調べてみる」えむこのへっぽこ奮闘記⑧ | ♪住まいの三重奏♪

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この物語は、2年前まで事務職しかやったことのなかった
平凡なシングルマザーだったえむこが
とあることをきっかけに
職業婦人として活躍するべく奮闘している物語の続編である。

最初の一歩が知りたい方はこちらから→☆☆☆



様々なマーケティング、検証の結果はそろった。

偉そうにかっこよく書いたが
実際に話を聞いた人、一人。あとはネット情報、という
この過程を聞いたら
その道のプロたちは腰を抜かすほどの情報だが

「わたしには時間がないのよ…」
薄幸の美少女チックに呟きながら
前へと進むことに全力を注いでみる。

1.エコララ
2.使い捨てマスク
3.使い捨てエプロン
4.使い捨て手袋
5.ごみ袋
6.ペーパータオル

そして新たなアイテムに加わったのが
7.嘔吐物凝固剤
8.嘔吐物を集める使い捨てチリトリ

この8種類が(一人企画会議の結果)
今回のキットのセット内容(暫定)となった。


なんだか、とっても、進んでいる気がする。

「ノロウイルス対応のキット」という
訳の分からないものに挑戦したわりに
いい感じでさくさく決まっている気がする。

そして!
次のミッションは!!!

【金額設定】

世の中にノロウイルス対策キットという商品が
いっぱいで回っている以上、

「エコララは次亜塩素酸より効くのよ~」
と私がいくら思っていても
あまりにも価格に差があれば、
誰も手を付けないだろう、と考えた。

市場に出回っている
2000円弱から4500円まで。
できれば4000円には抑えたい。

と(一人企画会議にて)えむこは提案する。


では、いったいこのセットを作るのに
いくらかかるんでしょう?

1セット当たり、いくらかかるんでしょう?

流通ルートとか難しいことはわからんが、
とりあえず調べてみましょう。

と、ネット通販でアイテム一つずつ調べていく。

マスク、エプロン、手袋、ゴミ袋、ペーパータオル。
この辺りはネット通販の業務用でなんなく当たりがついた。
しかも1枚当たりにすると
「あ、そんなもんなのね?」てなくらいである。

しかし…
嘔吐物凝固剤、使い捨てチリトリ。

高い!うわ高い!


あとは、何がいるんだろう。

エコララ、そう言えばどうやって売るんだろう。
ボトル…商品名のシール貼る?
粉末はどうする?

全部セットする(誰が?)
送る…ダンボールもいるじゃん!
どのくらいの大きさのダンボールが必要なんだろう?


全部足していくと、2000円を超えるくらいになりそう。

がーん
がーん
がーん

4000-2000=2000
いくら私が素人でもこれはいかん感じがする。

やっばい。
これ、下手したら、

「作る価値なし!」になるかもよ???

ピーンチ!!!かも???
不安がいっぱいのえむこだった。