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先生が好き・・・

先生との恋愛小説。短編集です。

一話完結型で、読みやすいです。

憧れの人との恋物語・・・
切ないけど、好き。どうすることも、できない。

「先生とのラブストーリー」連載中!

貴方のラブストーリーを見つけてもらえれば、うれしいです。

「先生しか見えない!」



私は先生が好きだ。


誰になんと言われようとも、好き。


もちろん世の中に素敵な男性はたくさんいる。


同級生にも目移りはするのだけど、心まで奪われることはない。




昨日、私は学校でとんでもない大失敗をやらかしてしまった。


先生への気持ちを書いたノートをクラスメイトの男子に


見られてしまった。ノートを机の上にあけっぱなしにしながら、


トイレに行ったからいけなかった。


何とか事なきを得たわけだけど、結局クラスメイトには


ばれてしまった。


そのことで私の先生への想いが減ったかといわれると、


そんなことは全くない。



もう一度言う。


私は先生が好きだ。


ただし、その言葉は、自分ひとりで感じているもので、誰かと共有したりするための


言葉ではない。




出会いというのは、平凡な日常の中に紛れ込んでいる。


その出会いが輝きを放つかどうかは、運命次第だ。


世間から見れば、私と先生は、生徒と教師。


私は、そのことを自覚しているのだろうか?


分かっているが、止められないんだから仕方ない。



翌日、ノートを見た新谷が私のところに来ていった。


「好きなら、学校にばれるなよ。

大変だな、コソコソしなきゃいけない恋って」


新谷は、やさしいのか、おせっかいなのか分からないような言葉を私に投げた。


私は新谷から避けるように、教室を出た。


学校の帰り道――


世間的に見れば、私の恋は、大変な恋なんだな……


自分の恋の重さをしみじみと感じながら、


また、明日、先生に会えることを楽しみにしながら


家に向かうのだった。