ナナハンという昭和のBigバイク -9ページ目

ナナハンという昭和のBigバイク

ナナハンという昭和のBigバイク

結構前途多難なCBのレストアですが、若い頃のあの感動にもう一度会いたくて地道に進めます。

まず調子のあまり良くないエンジンから手を付けて見ます、2年前に一度エンジンを掛けて見た後車検も受けず放置状態でキャブのピストンの動きがが渋くアイドリングもバラツキます。

キャブを取り外し再オーバーホールして、取りあえず車検を通せる状態にしなければ成りません。



このK0実は持ち主の意向でK2の強制開閉式に替えています、純正のK0のキャブは良くピストンが張り付いたり、キャブ4個の同調を合せるのが大変だったので変えたとの事です。



バラシて見るとやはり2年も放置していたのでジェット類も詰まり気味、早速キャブレタークリーナーでお掃除開始。A=´、`=)ゞ

キャブボディーやピストン(スロットルバルブ)は直ぐ綺麗に成りましたが、フロートやジェットなどは2~3日原液タイプに浸けて置きます。

特にジェット類は詰まりを取ろうと針金などで突っつく人もいますが、あまり強引にすると穴が削れて大きさが狂う場合が有りますのでここは慎重を期して置きましょう。(;^_^A

焦っては元も子もなくしますからね・・・続く(w_-;


前回はキャリパーのお掃除に使える特殊工具をお知らせしましたが、今回はe-爺ライダーが使っているタンクの錆取り剤タンク・クリーナーのご紹介です。



↑ 有名な花咲かGですが別にタンクの中に花が咲く訳では有りません (*^▽^*)、こちらの会社のブランド名で錆取り剤やワックスも皆花咲かGブランドで売られています。



↑ こちらはタンクSPというクリーナーです効果は花咲かGと比べても見劣りしません、しかもお値段が少々安いので最近はe-爺ライダーはこちらを使う事が多いです(;^_^A 

どちらも中性タイプで使用後の処分に困りませんが、一度使っただけで捨てるのは勿体有りません、あまり酷い錆びで無ければタンク4個位まで十分使えます、使用後にポリタンクに保存して置けばOKです、金属缶は水分が底に溜り錆びが出てしまいその錆びが溶けて穴が飽き漏れる元になりますので不可です。
(*^▽^*)

錆びや汚れの落ちが悪い時の裏技として、溶液を80°C位に温めれば短時間で綺麗になります、温め過ぎて火傷には要注意ですが。
(=◇=;)

夏場ならお湯で薄めたクリーナーを入れ炎天下の外に放置して置けば、勝手に熱く成り効果が促進されますね。
(=⌒▽⌒=)




CB750K0のタンクとコックのガソリン漏れを直そうとコックを外しましたら、ありゃりゃタンクのコック取り付け部が錆びて塗装がパラパラ剥がれてしまった。

タンクの縁に付いているモールも歪んでグニャグニャになっている、幸いタンク自体は一度新品に替えてあるので外観上は綺麗で、内部も錆びが少なくタンククリーナーで錆取りしてOKすが、最低でもタンクの底の部分は再塗装しなければなりませんな。(;´▽`A``



コックはばらして例の原液タイプのキャブクリーナーに浸けて置いたらこの通り綺麗になりました、あとはパッキン類を新品に替えればたぶん良いでしょう。



注文して置いたコックのパーツですホンダ純正と純正が無い物はリプロ品が届きました、隣に写っているのはブレーキ関係のパーツで既に組み替えていますが、写真はまだ組み込む前のものです、しかしまだ純正部品が出て来るのには驚きました。

それから念の為コックAssyも在庫が有るうちにと一個取り寄せました、これでコックは万全あとはタンク本体の錆びを落とし再塗装すればOKとなります。A=´、`=)ゞ

あ~っ、まだあった縁に付いているモールを探さねば(w_-;