錆びが残っている溝に新しいシールを入れても、シールが錆びに押されて変形し真円状に成らない為、ピストンの動きが渋く成ったり戻りが悪く成ってしまいます。
そこでシール溝も磨きますがこれが中々大変です、溝が狭くブラシで磨いても溝の奥まで綺麗に磨けません。
昔はe-爺ライダーも細いマイナスドライバー等で、シコシコ遣ってましたが今は良い工具が有ります。
↑ その名もブレーキキャリパーほじほじ っていう奴です、(‐^▽^‐) T字の部分が各溝に合う様に幅が違っていて中々使いやすそうです、他メーカーでも似たようなものが販売されています。
この様にシール溝やダストシール溝の錆びや汚れをカリカリと取ります、e-爺ライダーはこの工具が販売される前に自作で似た物を作り未だに使っています。o(^-^)o
あとはシールにたっぷりとシリコン系のラバーグリースを塗り、ピストンとシリンダーにも塗って組みたてればOK、これでブレーキキャリパーの再生整備は終わりです。